淡雪あわゆきの やさしい影かげよ
眉まゆをぬらして
まばたきしたら すぐ消きえて
なごりはうすい 露つゆばかり
淡雪あわゆきの ながれの葦あしよ
風かぜにふるえて
いつまですがた 残のこすやら
末枯うらかれはてて 茎くきばかり
淡雪あわゆきの こぼれる径けいで
君きみと別わかれて
あきらめきれず ふりむけば
日暮ひぐれを知しらす 鐘かねばかり
淡雪awayukiのno やさしいyasashii影kageよyo
眉mayuをぬらしてwonurashite
まばたきしたらmabatakishitara すぐsugu消kiえてete
なごりはうすいnagorihausui 露tsuyuばかりbakari
淡雪awayukiのno ながれのnagareno葦ashiよyo
風kazeにふるえてnifuruete
いつまですがたitsumadesugata 残nokoすやらsuyara
末枯urakaれはててrehatete 茎kukiばかりbakari
淡雪awayukiのno こぼれるkoboreru径keiでde
君kimiとto別wakaれてrete
あきらめきれずakiramekirezu ふりむけばfurimukeba
日暮higuれをrewo知shiらすrasu 鐘kaneばかりbakari