別わかれ急せかして 鳴なるベルに
忍しのび泣なきする 始発駅しはつえき
ここで愚図ぐずれば あなたが困こまる
人目ひとめをさけて 見送みおくる私わたし
燃もえて悲かなしい せせらぎの宿やど
帯おびをほどいて 抱だかれても
朝あさが別わかれを つれてくる
わずかひと夜よの 私わたしのあなた
心こころはせめて あずけて欲ほしい
風かぜが冷つめたい せせらぎの宿やど
目めと目め合あわせて 窓越まどごしに
次つぎの逢瀬おうせを またねだる
たとえ一日いちにち 伸のばしてみても
どうにもならぬ 運命さだめが辛つらい
肌はだが淋さびしい せせらぎの宿やど
別wakaれre急seかしてkashite 鳴naるruベルberuにni
忍shinoびbi泣naきするkisuru 始発駅shihatsueki
ここでkokode愚図guzuればreba あなたがanataga困komaるru
人目hitomeをさけてwosakete 見送miokuるru私watashi
燃moえてete悲kanaしいshii せせらぎのseseragino宿yado
帯obiをほどいてwohodoite 抱daかれてもkaretemo
朝asaがga別wakaれをrewo つれてくるtsuretekuru
わずかひとwazukahito夜yoのno 私watashiのあなたnoanata
心kokoroはせめてhasemete あずけてazukete欲hoしいshii
風kazeがga冷tsumeたいtai せせらぎのseseragino宿yado
目meとto目me合aわせてwasete 窓越madogoしにshini
次tsugiのno逢瀬ouseをwo またねだるmatanedaru
たとえtatoe一日ichinichi 伸noばしてみてもbashitemitemo
どうにもならぬdounimonaranu 運命sadameがga辛tsuraいi
肌hadaがga淋sabiしいshii せせらぎのseseragino宿yado