JAGUAR 歌詞 つしまみれ ふりがな付

蒼あおざめる体からだを抱だきしめて かきむしるたびに声こえをあげて
言いうこときかない黒くろいスイッチに蓋ふたした
年としをとるごとに塗装とそうはハゲ ハゲかけたあなたをハゲまして
出会であって十じゅう年目ねんめ ペグ附近ふきんに亀裂きれつ 接着せっちゃく

JAGUAR

生うまれたのは多分たぶん64年ねん 干支えとは えっと 多分たぶん 辰年たつどしで
おじいちゃん おねえちゃんと同おなじで 縁起えんぎが良いい

お茶ちゃの水みず橋ばしを渡わたってすぐ とある楽器屋がっきやの二階にかいの奥おく
上うえの段だん 左ひだりから三さん本目ぼんめ 二年にねんローン

あたしは JAGUAR しびれる JAGUAR

湿気しっけがあると首くびはうなだれ
寒さむい夜よるは体からだを反そらせて
調子外ちょうしはずれした渋しぶいハイトーンが痛いたくて好すき

テレキャスター体からだ丸まるいし
SGはクワガタが刺ささるし
フライングV座すわって弾ひけないし
ストラトはいぶし銀ぎんすぎだし
グレッチは憧あこがれが募つのるし
ジャズマスター四角しかくでっかいし
レスポールの首くびにぎれないし

もう一択いったく 一択いったく

あたしは JAGUAR しびれる JAGUAR

蒼あおざめる体からだを抱だきしめて かきむしるたびに声こえをあげて
言いうこときかない黒くろいスイッチに 蓋ふたした
年としをとるごとに塗装とそうはハゲ ハゲかけたあなたをハゲまして
出会であって十じゅう年目ねんめ ペグ附近ふきんに亀裂きれつ 接着せっちゃく