鏡かがみの中なかに 暗くらく燃もえているランプに
ルージュをひとりで ひいていると
夜よるは花はなびらのように そよいで来くる
夜よるは私わたしのもの あなたのもの
愛あいに傷きずついた ふたりだけのもの
あなたの影かげが 遠とおく消きえていった夕月ゆうづきに
落葉らくようのひびきを 聞きくときは
夜よるはあおい海うみのように おもたくなる
夜よるは私わたしのもの あなたのもの
愛あいに傷きずついた ふたりだけのもの
あなたの手ての くぼみの残のこっているクッションに
目めをあてて 泣なきまねすると
夜よるはお母かあさんのように やさしくなる
夜よるは私わたしのもの あなたのもの
愛あいに傷きずついた ふたりだけのもの
鏡kagamiのno中nakaにni 暗kuraくku燃moえているeteiruランプranpuにni
ルruージュjuをひとりでwohitoride ひいているとhiiteiruto
夜yoruはha花hanaびらのようにbiranoyouni そよいでsoyoide来kuるru
夜yoruはha私watashiのものnomono あなたのものanatanomono
愛aiにni傷kizuついたtsuita ふたりだけのものfutaridakenomono
あなたのanatano影kageがga 遠tooくku消kiえていったeteitta夕月yuudukiにni
落葉rakuyouのひびきをnohibikiwo 聞kiくときはkutokiha
夜yoruはあおいhaaoi海umiのようにnoyouni おもたくなるomotakunaru
夜yoruはha私watashiのものnomono あなたのものanatanomono
愛aiにni傷kizuついたtsuita ふたりだけのものfutaridakenomono
あなたのanatano手teのno くぼみのkubomino残nokoっているtteiruクッションkussyonにni
目meをあててwoatete 泣naきまねするとkimanesuruto
夜yoruはおhao母kaaさんのようにsannoyouni やさしくなるyasashikunaru
夜yoruはha私watashiのものnomono あなたのものanatanomono
愛aiにni傷kizuついたtsuita ふたりだけのものfutaridakenomono