いのち温ぬくめて 酔よいながら
酒さけをまわし飲のむ
明日あしたの稼かせぎを 夢ゆめに見みて
腹はらに晒さらし巻まく
海うみの男おとこにゃョ 凍こおる波なみしぶき
北きたの漁場ぎょじょうはョ 男おとこの仕事場しごとばサ
沖おきは魔物まものだ 吠ほえながら
牙きばをむいてくる
風かぜにさらした 右腕みぎうでの
傷きずは守まもり札ふだ
海うみの男おとこにゃョ 雪ゆきが巻まいて飛とぶ
北きたの漁場ぎょじょうはョ 男おとこの遊あそび場ばサ
銭ぜにのおもさを 数かぞえても
帰かえるあてはない
二百にひゃっ浬かいりを ぎりぎりに
網あみをかけてゆく
海うみの男おとこにゃョ 怒濤なみが華はなになる
北きたの漁場ぎょじょうはョ 男おとこの死しに場所ばしょサ
いのちinochi温nukuめてmete 酔yoいながらinagara
酒sakeをまわしwomawashi飲noむmu
明日ashitaのno稼kaseぎをgiwo 夢yumeにni見miてte
腹haraにni晒saraしshi巻maくku
海umiのno男otokoにゃnyaョxyo 凍kooるru波namiしぶきshibuki
北kitaのno漁場gyojouはhaョxyo 男otokoのno仕事場shigotobaサsa
沖okiはha魔物mamonoだda 吠hoえながらenagara
牙kibaをむいてくるwomuitekuru
風kazeにさらしたnisarashita 右腕migiudeのno
傷kizuはha守mamoりri札fuda
海umiのno男otokoにゃnyaョxyo 雪yukiがga巻maいてite飛toぶbu
北kitaのno漁場gyojouはhaョxyo 男otokoのno遊asoびbi場baサsa
銭zeniのおもさをnoomosawo 数kazoえてもetemo
帰kaeるあてはないruatehanai
二百nihyaxtu浬kairiをwo ぎりぎりにgirigirini
網amiをかけてゆくwokaketeyuku
海umiのno男otokoにゃnyaョxyo 怒濤namiがga華hanaになるninaru
北kitaのno漁場gyojouはhaョxyo 男otokoのno死shiにni場所basyoサsa