春はるにはすこし 早はやいけど
ひとりたずねる 山やまの宿やど
涙なみだを湯舟ゆぶねに 落おとして泣なけば
季節きせつはずれの 風花かざばなが
チラチラむなしい 風花かざばなの宿やど
強つよく抱だかれて 幸しあわせに
暮くらすことさえ できません
胸むねにくすぶる 残のこり火びさえも
逢あえぬつらさに なお燃もえる
どうすりゃいいのよ 風花かざばなの宿やど
命いのちを燃もやした 旅路たびじの春はるを
酒さけに浮うかべて 涙なみだぐむ
幸しあわせうすい 運命さだめが憎にくい
春haruにはすこしnihasukoshi 早hayaいけどikedo
ひとりたずねるhitoritazuneru 山yamaのno宿yado
涙namidaをwo湯舟yubuneにni 落oとしてtoshite泣naけばkeba
季節kisetsuはずれのhazureno 風花kazabanaがga
チラチラchirachiraむなしいmunashii 風花kazabanaのno宿yado
強tsuyoくku抱daかれてkarete 幸shiawaせにseni
暮kuらすことさえrasukotosae できませんdekimasen
胸muneにくすぶるnikusuburu 残nokoりri火biさえもsaemo
逢aえぬつらさにenutsurasani なおnao燃moえるeru
どうすりゃいいのよdousuryaiinoyo 風花kazabanaのno宿yado
命inochiをwo燃moやしたyashita 旅路tabijiのno春haruをwo
酒sakeにni浮uかべてkabete 涙namidaぐむgumu
幸shiawaせうすいseusui 運命sadameがga憎nikuいi