曇くもりなき その刃紋はもん宿やどりし 気高けだかさを見み止やむ
(内うちなる身みに まみえて燃もゆ)
絶たえず流ながれる とまどい迷まよいを 振ふり払はらいし時とき
(潰ついえて成なす 卑いやしき澱おり)
違たがえる意志いしを見送みおくり
歩あゆみが 孤独こどくとなれど
遠とおく 向むかう旅路たびじ 其その果はては
深ふかく 我わが心こころ 此この静しずけさ
強つよく 研とぎ澄すまされた命いのちが 我わが証あかし
清きよらに芽吹めぶく
緑樹りょくじゅが天そらを目指めざし伸のびるように…
(穢けがれはなく 迷まよいもなく)
そっと佇たたずむ 大樹たいじゅが時ときを見みつめ守まもるように…
(慈いつくしみと 畏おそれを知しる)
未熟おさなき我わが心こころでは
纏まといた 蔀しとみ 荒あれたる (Ah)
今いまも彷徨さまよう霞かすみで 己おのれを削けずりあげ
悪あしき内うちなる者ものを心こころの刃やいばで裂さいて
夜よるに散ちるは華はな
ひらひらと舞まうは我わが孤影こえいなり
今いまも問とい掛かけ止とめない 内うちなる世界せかいへと
遠とおく 向むかう旅路たびじ 其その果はては
深ふかく 我わが心こころ 此この静しずけさ
強つよく 研とぎ澄すまされた命いのちが 己おのれの証あかしと
(張はり詰つめいく 美うつくしさも)
曇くもりなきその刃紋はもん宿やどりし気高けだかさを見み止やむ
(静しずかに燃もゆ 命いのちの赤あか)
証あかしを
曇kumoりなきrinaki そのsono刃紋hamon宿yadoりしrishi 気高kedakaさをsawo見mi止yaむmu
(内uchiなるnaru身miにni まみえてmamiete燃moゆyu)
絶taえずezu流nagaれるreru とまどいtomadoi迷mayoいをiwo 振fuりri払haraいしishi時toki
(潰tsuiえてete成naすsu 卑iyaしきshiki澱ori)
違tagaえるeru意志ishiをwo見送miokuりri
歩ayuみがmiga 孤独kodokuとなれどtonaredo
遠tooくku 向muかうkau旅路tabiji 其soのno果haてはteha
深fukaくku 我waがga心kokoro 此koのno静shizuけさkesa
強tsuyoくku 研toぎgi澄suまされたmasareta命inochiがga 我waがga証akashi
清kiyoらにrani芽吹mebuくku
緑樹ryokujuがga天soraをwo目指mezaしshi伸noびるようにbiruyouni…
(穢kegaれはなくrehanaku 迷mayoいもなくimonaku)
そっとsotto佇tatazuむmu 大樹taijuがga時tokiをwo見miつめtsume守mamoるようにruyouni…
(慈itsukuしみとshimito 畏osoれをrewo知shiるru)
未熟osanaきki我waがga心kokoroではdeha
纏matoいたita 蔀shitomi 荒aれたるretaru (Ah)
今imaもmo彷徨samayoうu霞kasumiでde 己onoreをwo削kezuりあげriage
悪aしきshiki内uchiなるnaru者monoをwo心kokoroのno刃yaibaでde裂saいてite
夜yoruにni散chiるはruha華hana
ひらひらとhirahirato舞maうはuha我waがga孤影koeiなりnari
今imaもmo問toいi掛kaけke止toめないmenai 内uchiなるnaru世界sekaiへとheto
遠tooくku 向muかうkau旅路tabiji 其soのno果haてはteha
深fukaくku 我waがga心kokoro 此koのno静shizuけさkesa
強tsuyoくku 研toぎgi澄suまされたmasareta命inochiがga 己onoreのno証akashiとto
(張haりri詰tsuめいくmeiku 美utsukuしさもshisamo)
曇kumoりなきそのrinakisono刃紋hamon宿yadoりしrishi気高kedakaさをsawo見mi止yaむmu
(静shizuかにkani燃moゆyu 命inochiのno赤aka)
証akashiをwo