僕ぼくはあれから向むかい続つづけた
記憶きおくより大おおきなキャンバスに
どんな絵えの具ぐを使つかったって
そんなに透すき通とおった瞳めは描えがけない
君きみの清きよらかなその心こころは
鏡かがみのように写うつしてしまう
僕ぼくの汚よごれたものをすべて
どこかに捨すてなければもうここを出でる
ドガのように
光ひかりの中なかの君きみを写うつしたい
愛あいのために
僕ぼくは何なにをすればいいのだろう
もっと君きみを知しりたいんだ
床ゆかに溢あふれた半円はんえんの日向ひなた
窓まどから溢あふれる天使てんしたち
君きみは木きのバーに掴つかまって
遠とおくを見みてるようにレッスンしてた
長ながくしなやかなその手足てあしは
言葉ことば以上いじょうに語かたり始はじめた
僕ぼくが夢ゆめを見みていたものは
本当ほんとうに僕ぼくが欲ほしかったものかな?
ドガのように
光ひかりの中なかの君きみを写うつしたい
キャンバスと
筆ふでと絵えの具ぐ 買かって来きたけれど…
素顔すがおの君きみを知しらなかった
バレリーナ
誰だれのために君きみは踊おどってるの?
バレリーナ
幼おさない頃ころ 信しんじていたもの
ドガのように
光ひかりの中なかの君きみを写うつしたい
ドガのように
せめて絵えの中なか 伝つたえたかった
美術部びじゅつぶに入はいった理由りゆう
僕bokuはあれからhaarekara向muかいkai続tsuduけたketa
記憶kiokuよりyori大ooきなkinaキャンバスkyanbasuにni
どんなdonna絵eのno具guをwo使tsukaったってttatte
そんなにsonnani透suきki通tooったtta瞳meはha描egaけないkenai
君kimiのno清kiyoらかなそのrakanasono心kokoroはha
鏡kagamiのようにnoyouni写utsuしてしまうshiteshimau
僕bokuのno汚yogoれたものをすべてretamonowosubete
どこかにdokokani捨suてなければもうここをtenakerebamoukokowo出deるru
ドガdogaのようにnoyouni
光hikariのno中nakaのno君kimiをwo写utsuしたいshitai
愛aiのためにnotameni
僕bokuはha何naniをすればいいのだろうwosurebaiinodarou
もっとmotto君kimiをwo知shiりたいんだritainda
床yukaにni溢afuれたreta半円hanenのno日向hinata
窓madoからkara溢afuれるreru天使tenshiたちtachi
君kimiはha木kiのnoバbaーにni掴tsukaまってmatte
遠tooくをkuwo見miてるようにteruyouniレッスンressunしてたshiteta
長nagaくしなやかなそのkushinayakanasono手足teashiはha
言葉kotoba以上ijouにni語kataりri始hajiめたmeta
僕bokuがga夢yumeをwo見miていたものはteitamonoha
本当hontouにni僕bokuがga欲hoしかったものかなshikattamonokana?
ドガdogaのようにnoyouni
光hikariのno中nakaのno君kimiをwo写utsuしたいshitai
キャンバスkyanbasuとto
筆fudeとto絵eのno具gu 買kaってtte来kiたけれどtakeredo…
素顔sugaoのno君kimiをwo知shiらなかったranakatta
バレリbareriーナna
誰dareのためにnotameni君kimiはha踊odoってるのtteruno?
バレリbareriーナna
幼osanaいi頃koro 信shinじていたものjiteitamono
ドガdogaのようにnoyouni
光hikariのno中nakaのno君kimiをwo写utsuしたいshitai
ドガdogaのようにnoyouni
せめてsemete絵eのno中naka 伝tsutaえたかったetakatta
美術部bijutsubuにni入haiったtta理由riyuu