青あおい波止場はとばに 汽笛きてきも高たかく
船ふねが近ちかづきゃ 雪ゆきさえとける
冬ふゆの長ながさを 堪たえた胸むねに
熱あついなさけの 土産みやげを抱だいて
あなたが帰かえる 春はるがくる
港町みなとまち
噂うわさ夜風よかぜに ふるえた鴎かもめ
今日きょうは羽搏はばたく 明あかるく歌うたう
橋はしのたもとに あの白壁しらかべに
残のこる私わたしの 涙なみだを消けして
あなたが帰かえる 春はるがくる
港町みなとまち
あなた好ごのみの 絣かすりを着きれば
海うみにまたたく 星ほしまで燃もえる
そっと秘ひめてた 思おもいの花はなを
みんな一度いちどに 咲さかせてみたい
あなたが帰かえる 春はるがくる
港町みなとまち
青aoいi波止場hatobaにni 汽笛kitekiもmo高takaくku
船funeがga近chikaづきゃdukya 雪yukiさえとけるsaetokeru
冬fuyuのno長nagaさをsawo 堪taえたeta胸muneにni
熱atsuいなさけのinasakeno 土産miyageをwo抱daいてite
あなたがanataga帰kaeるru 春haruがくるgakuru
港町minatomachi
噂uwasa夜風yokazeにni ふるえたfurueta鴎kamome
今日kyouはha羽搏habataくku 明akaるくruku歌utaうu
橋hashiのたもとにnotamotoni あのano白壁shirakabeにni
残nokoるru私watashiのno 涙namidaをwo消keしてshite
あなたがanataga帰kaeるru 春haruがくるgakuru
港町minatomachi
あなたanata好gonoみのmino 絣kasuriをwo着kiればreba
海umiにまたたくnimatataku 星hoshiまでmade燃moえるeru
そっとsotto秘hiめてたmeteta 思omoいのino花hanaをwo
みんなminna一度ichidoにni 咲saかせてみたいkasetemitai
あなたがanataga帰kaeるru 春haruがくるgakuru
港町minatomachi