WITHOUT END 歌詞 月森蓮(谷山紀章) ふりがな付

静しずかな朝あさが鈍色にびいろした 瞼まぶたかたく閉とざして
独ひとり奏かなでる時間じかんだけが とめどなく過すぎゆく

追おうほどただ途みちは 与あたえながら奪うばう

呼よび声ごえはこだまする 虚空こくうの彼方かなたへと
仰あおぎ聴きく君きみの音おとに 包つつまれていたいと
想おもい重かさなる 淡あわい雪ゆきのように

水みの面もに立たち昇のぼった 朝靄あさもやは流ながれる
覚さめかけている 意識いしきの底そこ 旋律せんりつはたゆたう

鳴ならすほどに弦げんは 歌うたいながら叫さけぶ

近ちかづけば遠とおざかる 地平ちへいの彼方かなたへと
その果はてがあるのなら 其処そこに待まつだろうか
君きみの微笑ほほえみ あの音色ねいろと共ともに

ひらめくほど弓ゆみは 応こたえながら惑まどう

望のぞむほど消きえていく 無常むじょうの彼方かなたへと
問といかける君きみの音おとに 心残こころのこりしながら
つぶやいてみる Play a tender lullaby to me