ゆらぎの月 歌詞 工藤静香 ふりがな付

まだ言葉ことばにならない
胸むねに深ふかく 溶とけ出だす音おと
ふれてみれば
きっとわかるのに
唇くちびるは答こたえ 隠かくした

ひとりが怖こわくて
ふたりに迷まようの

なにも言いわないで
なにも訊きかないで
抱だきしめながら
心こころを止とめて
苦くるしくてもいい
傷きずついてもかまわない
それも愛あいなら

望のぞむことで 無なくして
許ゆるしたとき そばにあるの
差さし出だす手てに
やすらぎの意味いみを
月つきの光ひかり 問といかけてる

ふたりを探さがして
ひとりで迷まようわ

なにも言いわないで
なにも訊きかないで
抱だきしめながら
涙なみだも止とめて
優やさしさはいつか
さみしさを匿かくまうもの
それも愛あいだと

あふれだす 時間じかん
この先さきは どこへ
そこには どれだけ
幸しあわせがありますか

いまあなたとだけ
めぐり逢あうために
誰だれも知しらない
孤独こどくを見みせた
苦くるしくてもいい
傷きずついてもかまわない
それも愛あいなら

苦くるしくてもいい
傷きずついてもかまわない
それも愛あいなら