霧きりに霞かすんだ 吉野路よしのじに
秋あきが静しずかに 背せを向むける
この川かわを この道みちを
ふたりの故郷こきょうにしたかった
一途いちずな想おもい 癒いやすよな
流ながれてみたい あゝああ紀きノ川かわ
遠とおく鐘かねの音ね 紀三井寺きみいでら
雨あめが冷つめたく 頬ほおぬらす
この川かわを この橋はしを
ふたりの故郷こきょうにしたかった
悲かなしい音色ねいろ 響ひびくよな
心こころも揺ゆれる あゝああ紀きノ川かわ
はるか島影しまかげ 和歌わかの浦うら
花はなの香かおりが 匂においたつ
この川かわを この道みちを
ふたりの故郷こきょうにしたかった
明日あしたの夢ゆめを 追おいかけて
流ながれてみたい あゝああ紀きノ川かわ
霧kiriにni霞kasuんだnda 吉野路yoshinojiにni
秋akiがga静shizuかにkani 背seをwo向muけるkeru
このkono川kawaをwo このkono道michiをwo
ふたりのfutarino故郷kokyouにしたかったnishitakatta
一途ichizuなna想omoいi 癒iやすよなyasuyona
流nagaれてみたいretemitai あゝaa紀kiノno川kawa
遠tooくku鐘kaneのno音ne 紀三井寺kimiidera
雨ameがga冷tsumeたくtaku 頬hooぬらすnurasu
このkono川kawaをwo このkono橋hashiをwo
ふたりのfutarino故郷kokyouにしたかったnishitakatta
悲kanaしいshii音色neiro 響hibiくよなkuyona
心kokoroもmo揺yuれるreru あゝaa紀kiノno川kawa
はるかharuka島影shimakage 和歌wakaのno浦ura
花hanaのno香kaoriがga 匂nioいたつitatsu
このkono川kawaをwo このkono道michiをwo
ふたりのfutarino故郷kokyouにしたかったnishitakatta
明日ashitaのno夢yumeをwo 追oいかけてikakete
流nagaれてみたいretemitai あゝaa紀kiノno川kawa