人情しぐれ傘 歌詞 千葉げん太 ふりがな付

まつげに小指こゆびを 胸むねにはてのひらを
悲かなしくおさえりゃ しぐれがまた濡ぬらす
女おんながひとりで
女おんながひとりで 生いきてく夜道よみち
遠とおくに小ちいさな 夢ゆめあかり
涙なみだの雨あまよけ 人情にんじょうしぐれ傘かさ

よろこび半分はんぶん かなしみ半分はんぶんの
生いきてるさだめは 誰だれでもみな同おなじ
汗あせならいっぱい
汗あせならいっぱい 流ながしていいが
涙なみだは少すこしに しましょうよ
片袖かたそで濡ぬらして 人情にんじょうしぐれ傘かさ

人生じんせいみたいな 細道ほそみち横丁よこちょうに
いつかはきれいな 虹にじ見みる雨あめあがり
心こころがカゼひきゃ
心こころがカゼひきゃ 背中せなかが寒さむい
触ふれ合あう肩先かたさき あたたかい
持もつ手てを重かさねる 人情にんじょうしぐれ傘かさ