ベッドルームのすべて 歌詞 それでも世界が続くなら ふりがな付

ただ「いい人ひと」になりたかった 君きみに好すかれる様ような
その「いい人ひと」の「いい」の意味いみも わからないままで
結局けっきょく 僕ぼくは偽物にせもので 本物ほんものじゃなかった
自己じこ評価ひょうかが低ひくいからじゃない 本当ほんとうにそうだった

「明日あしたには変かわってたらいいな」
それが「終おわってたらいいな」になって
いつも 誰だれにも嫌きらわれない様ように 笑わらってたのに
結局けっきょくいらなくなった

そのたったひとつに 僕ぼくらは手てを伸のばして
そのたったひとつが 今日きょうも見みつからないまま
全部ぜんぶどうでもいいと投なげ出だして 布団ふとんに潜もぐる
それでも 布団ふとんの中なかから手てを伸のばす

今日きょうも へらへら笑わらって1日にち過すごしていた
どうでもよくなっていた どうでもよくないくせに
別べつに励はげまされたくもない 同情どうじょうもされたくない
ただ ほっといてほしかった 構かまわれたいくせに

「明日あしたには終おわってたらいいな」
それが「もうどうでもいいな」になって
わざと誰だれにも好すかれないように 嘘うそついてたら
ただただ 空むなしくなった

そのたったひとつに 僕ぼくらは手てを伸のばして
そのたったひとつが 今日きょうも見みつからないまま
全部ぜんぶどうでもいいと諦あきらめて 布団ふとんに潜もぐる
それでも それでも今日きょうも手てを伸のばす

布団ふとんの中なかから手てを伸のばす

最低さいていの今日きょうはもういいよ
最低さいていの今日きょうはもういい
それは今日きょうで終おわりでいい

もういい