誰も知らない 歌詞 それでも世界が続くなら ふりがな付

折おれた両足りょうあしのことを 誰だれにも言いえずに
誰だれにも言いわずに 今日きょうもまた 朝あさがやってきた

真面目まじめにやれと誰だれかが言いう
一応いちおうやってるよ
努力どりょくが足たりんと誰だれかが言いう
ああ もうそれでいい

僕ぼくの好すきな映画えいがや本ほんのタイトルを
僕ぼくの好すきな音楽おんがくの名前なまえを 誰だれも知しらない

一歩いっぽずつ 一歩いっぽずつ
無理矢理むりやり 前まえに進すすむたびに
踏ふみ潰つぶしてしまったのは 本当ほんとうの自分じぶんの声こえ
きっと 倒たおれて死しんでから初はじめて気きがつく人達ひとたちに
理解りかいなんかできないよな こんな僕ぼくらの日常にちじょう

折おれた両足りょうあしのことを 誰だれにも言いえずに
誰だれにも言いわずに 今日きょうもまた 夜よるがやってきた

自己否定じこひていが終おわらない 寝ねることも出来できない
したくてできない現実げんじつが もううっとおしいだけ

君きみが生いきてきた その当あたり前まえのこと
それは僕ぼくの「当あたり前まえ」なんかじゃないんだよ
なあ

一歩いっぽずつ 一歩いっぽずつ
無理矢理むりやり 前まえだけ見みてたら
踏ふみ潰つぶしてしまったんだ 倒たおれた誰だれかの声こえ
そこまでしてやる価値かちが 今いままで何個なんこあったかな
理解りかいなんかできないよな 自分じぶんでもわからないなら

一歩いっぽずつ 一歩いっぽずつ
無理矢理むりやり 前まえに進すすむたびに
踏ふみ潰つぶしてしまったのは 本当ほんとうの自分じぶんの声こえ
きっと 倒たおれて死しんでから初はじめて気きがつく人達ひとたちに
理解りかいなんかできないよな こんな僕ぼくらの日常にちじょう

一歩いっぽずつ 一歩いっぽずつ
壊こわれてった僕ぼくらの日常にちじょう