唄 歌詞 宮沢和史 ふりがな付

つかまえようとすれば
すり抜ぬけてしまう
君きみはまるで 流ながれる水みずのようさ

守まもろうとしても
走はしり去さってしまう
君きみはまるで 巣立すだちの日ひの子供こどものようさ

手ての届とどくほどの ことばのひとっ破片かけらで
ある日ひの無口むくちな心こころでも 映うつし出だせたら
君きみはその時とき ひとつの 唄うたとなるだろう

形かたちをもたない 水みずの流ながれも
遥はるかな 空そらの夕映ゆうばえ
水面みなもに写うつせるだろう

手ての届とどくほどの ことばのひとっ破片かけらで
ある日ひの無口むくちな心こころでも 映うつし出だせたら
君きみはその時とき ひとつの 唄うたとなるだろう
君きみはその時とき 誰だれかが口くちずさむ 唄うたとなるだろう

抱だきとめようとすれば
こぼれ落おちてしまう
君きみはまるで 深ふかい海うみの底そこ 砂すなのようさ
君きみはいつでも 深ふかい海うみの底そこ 白しろい砂すなのようさ
oh.......