紙飛行機 歌詞 藤巻亮太 ふりがな付

空そらの彼方かなたへ 続つづく世界せかいよ
誰だれに会あうのか 果はてはあるのか
憧あこがれている 黄昏たそがれてみる
恋こい焦こがれて今いま 旅たびに出でたんだ
想おもいの丈たけを ノートに記しるして
紙飛行機かみひこうき 飛とばしてみるんだ
ギターを握にぎって叫さけんでみる

紙かみとペンとで夢ゆめを描えがいたら
メロディーの向むこう 風かぜをつかまえて
どこか遠とおくへ 連つれてって欲ほしかった

紙飛行機かみひこうき 飛とんで飛とんで
故郷こきょうの街まちが小ちいさく見みえる
みんな元気げんきかい 俺おれは変かわった
胸むねのざわめき その先さきへゆくのさ

都会とかいの空そらに 架かかる雨雲あまぐも
行いき詰づまりそうな 日ひだってあるよ
夢ゆめの続つづきが 見みつからないまま
必死ひっしでもがいた 蜘蛛くもの巣すからは
やがて晴はれ間まが 覗のぞいていたんだ
見上みあげていたよ あの景色けしきはきっと
探さがしていた輝かがやきの続つづき

そんな朝あさにも太陽たいようは昇のぼり
夏なつの空気くうきが 風かぜを舞まい上あげる
もう一度いちど羽はばたく翼つばさが欲ほしくて

紙飛行機かみひこうき 飛とばす飛とばす
故郷こきょうの街まちが懐なつかしくなる
みんな元気げんきかい俺おれは変かわった
優やさしさに触ふれ 温ぬくもりに飢うえていた
降ふり出だした雨あめの匂におい
無性むしょうに恋こいしくて立たち止どまったんだ

地面じめんの上うえ 濡ぬれたままで
見上みあげた空そら ただ綺麗きれいで
同おなじように戦たたかっている
あいつの顔かおを思おもい出だしたよ

紙飛行機かみひこうき 飛とんで飛とんで
今いまいる場所ばしょが小ちいさく見みえるまで
みんな元気げんきかい 俺おれは変かわってゆく
笑顔えがおの先さきで出会であえる人ひとがいるから

夏なつの太陽たいよう 飛とんでたいよ
紙かみとペンで 夢ゆめ描えがくよ
そしていつか 会あいにゆくよ