奇跡のかけら 歌詞 木戸やすひろ ふりがな付

曖昧あいまいな地図ちずを手てに歩あるき続つづけた
大おおきな目印めじるしさえ見落みおとしながら
星ほしもない真夜中まよなかに手探てさぐりをした
幼おさない子供こどものよう 泣なきながら眠ねむった
荷物にもつなんて空からっぽで
失なくしてもいい物ものだけ
君きみにめぐり会あうための
呪文じゅもん以外いがいには
奇跡きせきのひとつやふたつは持もってるのさ ここに
ふたりがおんなじ時代じだいに生うまれ生いきてるから
失敗しっぱいを繰くり返かえしザラつく心こころ
小ちいさな愛あいの歌うたでひとりごまかしてた
あの日ひ 君きみがいた場所ばしょへ
たどり着つけずにいたなら
今いまはどこにいるだろう
違ちがう今日きょうのまま
奇跡きせきのかけらを静しずかに信しんじている 今いまも
世界せかいの悲かなしみぜんぶを消けせはしないけれど
奇跡きせきは特別とくべつな人ひとがつかむものじゃないと
となりで君きみがそっと歌うたうようにつぶやいた
奇跡きせきのひとつやふたつは持もってるのさ ここに
ふたりがおんなじ時代じだいに生うまれ生いきてるから
奇跡きせきのかけらを静しずかに信しんじている 今いまも
世界せかいの悲かなしみぜんぶを消けせはしないけれど