愛を叫ぼう 歌詞 伊達孝時 ふりがな付

息苦いきぐるしい朝あさ目覚めざめ テレビに映うつるのは
つぶらな瞳ひとみの 少年しょうねんの遺影いえいだった
煮にえ切きらない腹はらで ラッシュを迎むかえた電車でんしゃに乗のり込こめば
誰だれもがやりきれねぇ面つらで 次つぎの駅えきを待まっていた
ふと上うえを見上みあげれば 誰だれかと誰だれかがくっついたとか
へにもならねえくそみたいな事ことをうたってやがる
それにしてもため息いきばかりで 窓まどガラスも曇くもってきた
あっちではおっさん達たちが 怒鳴どなりあっている

戦争せんそう 殺人さつじん 飢うえ死じに 自殺じさつ
そんな世よの中なかに生うまれ
何なにも変かわらない日々ひびの中なかで

愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
俺おれは生いきてやる 馬鹿ばかにされても
俺おれは生いきてやる 生いき恥はじさらして

夜よるのホームには 酔よいどれのおっさんが
缶かんビール片手かたてに 今日きょうの怒いかりを吐はき出だしている
今日きょうも急いそぎきった歩幅ほはばで モラルも常識じょうしきもくそもねえ
この街まちを歩あるいてきたんだね あんたも俺おれも
ああもう悪わるびれる事ことなく 誰だれかに媚こびへつらう事ことも無なく
自由じゆうな世界せかいへ 行いきたいと本気ほんきで思おもった

立場たちばや地位ちい 打算ださんに駆かけ引ひき
それも死しぬほどあるだろうけど
何なにが大切たいせつかって忘わすれたのかい

愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
俺おれは生いきてやる 馬鹿ばかにされても
俺おれは生いきてやる 生いき恥はじさらして

愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
愛あいを叫さけぼう 喉のどかっきれるまで
俺おれは生いきてやる 馬鹿ばかにされても
俺おれは生いきてやる 生いき恥はじさらして