離婚 歌詞 坂東玉三郎 ふりがな付

ふたりの子こどもは あなたが引ひき取とり
手続てつづきがすんだら すべてがおしまい
私わたしは離婚りこんで ばかげた役割やくわりね
あなたのしたことは だれにいわせても
弁解べんかいできないわ
ふたりのすてきな 思おもい出で忘わすれて
離婚りこんは つらかったわ

ふたりのアパートに あなたが残のこって
私わたしもときどきは 子こどもに逢あいにゆく
あの子こはほんとうに 私わたしが好すきだもの
困こまった時ときには 行いくから知しらせて
あてにしても いいのよ
私わたしはひとりで 暮くらしてゆくから
あなたも 安心あんしんでしょう
別わかれても明日あしたへ 続つづくのが人生じんせい

今いまは何なにもかも すんだことだけど
はじめはどうしても 許ゆるせなかったわ
嫉妬しっとに狂くるって 復讐ふくしゅうしたかった
今いまではどうにか 心こころも収おさまり
しあわせ祈いのるだけ
やがてはできるでしょう こどもに兄弟きょうだいが
あの子こも 喜よろこぶでしょう
別わかれても明日あしたへ 続つづくのが人生じんせい

どうして別わかれたと おもしろ半分はんぶん
みんなは聞きくでしょう みっともないから
悪口わるくちいうのだけ たがいにやめましょうね
ふたりの離婚りこんは 悩なやんだあげくに
決心けっしんしたことよ
誓ちかっていいます これがいちばんよ
ほかに方法ほうほうがないわ
別わかれても明日あしたへ 続つづくのが人生じんせい