酒さけは未練みれんの 誘さそい水みず
酔よえば痛いたむぜ 傷きずの跡あと
ちらつく面影おもかげ 振ふり払はらい
涙なみだ飲のみ込こむ 男おとこの心こころ
古ふるい演歌えんかが また泣なかす
噂うわさ引ひき連つれ すきま風かぜ
寒さむい背中せなかに すがりつく
あいつのことなど 忘わすれたと
口くちで強つよがり コップを空あける
俺おれを嘲わらうか 縄なわのれん
情なさけ止とまり木ぎ めぐり逢あい
明日あしたにすがって 夢ゆめを注つぐ
人ひとには見みせない 淋さびしさが
夜よるに紛まぎれて この胸むね濡ぬらす
浴あびる冷酒れいしゅ また沁しみる
酒sakeはha未練mirenのno 誘sasoいi水mizu
酔yoえばeba痛itaむぜmuze 傷kizuのno跡ato
ちらつくchiratsuku面影omokage 振fuりri払haraいi
涙namida飲noみmi込koむmu 男otokoのno心kokoro
古furuいi演歌enkaがga またmata泣naかすkasu
噂uwasa引hiきki連tsuれre すきまsukima風kaze
寒samuいi背中senakaにni すがりつくsugaritsuku
あいつのことなどaitsunokotonado 忘wasuれたとretato
口kuchiでde強tsuyoがりgari コップkoppuをwo空aけるkeru
俺oreをwo嘲waraうかuka 縄nawaのれんnoren
情nasaけke止toまりmari木gi めぐりmeguri逢aいi
明日ashitaにすがってnisugatte 夢yumeをwo注tsuぐgu
人hitoにはniha見miせないsenai 淋sabiしさがshisaga
夜yoruにni紛magiれてrete このkono胸mune濡nuらすrasu
浴aびるbiru冷酒reisyu またmata沁shiみるmiru