(台詞せりふ)
洞海湾どうかいわんの若松わかまつ港みなとは裸一貫はだかいっかん男おとこの生命いのち
玉井たまい金五郎きんごろう一命いちめいかけて守まもります
手てかぎ片手かたてにしぶきに濡ぬれて
「どんとこいよ」と仁王立におうだち
海うみの仲間なかまを見み殺ごろすような
野暮やぼな仁義じんぎは俺おれにゃない
玉井たまい金五郎きんごろう 体からだはったぜ若松わかまつ港みなと
(台詞せりふ)
玉井たまい金五郎きんごろうは男おとこでございます
いくら口説くどかれても
裏切者うらぎりものにゃなりません
サアサアお帰かえり下ください
隙間風すきまかぜ吹ふくあばら家や暮ぐらし
人ひとの値打ねうちは心意気こころいき
やる気きか来きてみろ押おしても引ひかぬ
意地いじと人情にんじょうのこの垣根かきね
玉井たまい金五郎きんごろう 生命せいめい燃もやすぜ夜明よあけ前まえ
(台詞せりふ)
背中せなかにほった入いれ墨ずみは
女房にょうぼうが牡丹ぼたん俺おれは竜りゅう
正義せいぎに生いきる夫婦星みょうとぼし 人ひと呼よんで
花はなと竜りゅうと申もうします
汗あせと涙なみだの洞海湾どうかいわんは
海うみの男おとこの生いきる道みち
きれいな血ちを吸すう虫むしけら共ともに
負まけてたまるか生命いのちがけ
玉井たまい金五郎きんごろう 暴あばれまわるぜ花はなと竜りゅう
(台詞serifu)
洞海湾doukaiwanのno若松wakamatsu港minatoはha裸一貫hadakaikkan男otokoのno生命inochi
玉井tamai金五郎kingorou一命ichimeiかけてkakete守mamoりますrimasu
手teかぎkagi片手katateにしぶきにnishibukini濡nuれてrete
「どんとこいよdontokoiyo」とto仁王立nioudaちchi
海umiのno仲間nakamaをwo見mi殺goroすようなsuyouna
野暮yaboなna仁義jingiはha俺oreにゃないnyanai
玉井tamai金五郎kingorou 体karadaはったぜhattaze若松wakamatsu港minato
(台詞serifu)
玉井tamai金五郎kingorouはha男otokoでございますdegozaimasu
いくらikura口説kudoかれてもkaretemo
裏切者uragirimonoにゃなりませんnyanarimasen
サアサアsaasaaおo帰kaeりri下kudaさいsai
隙間風sukimakaze吹fuくあばらkuabara家ya暮guらしrashi
人hitoのno値打neuちはchiha心意気kokoroiki
やるyaru気kiかka来kiてみろtemiro押oしてもshitemo引hiかぬkanu
意地ijiとto人情ninjouのこのnokono垣根kakine
玉井tamai金五郎kingorou 生命seimei燃moやすぜyasuze夜明yoaけke前mae
(台詞serifu)
背中senakaにほったnihotta入iれre墨zumiはha
女房nyoubouがga牡丹botan俺oreはha竜ryuu
正義seigiにni生iきるkiru夫婦星myoutoboshi 人hito呼yoんでnde
花hanaとto竜ryuuとto申mouしますshimasu
汗aseとto涙namidaのno洞海湾doukaiwanはha
海umiのno男otokoのno生iきるkiru道michi
きれいなkireina血chiをwo吸suうu虫mushiけらkera共tomoにni
負maけてたまるかketetamaruka生命inochiがけgake
玉井tamai金五郎kingorou 暴abaれまわるぜremawaruze花hanaとto竜ryuu