光/男/カメラ 歌詞 SEBASTIAN X ふりがな付

わたしのこの目めが
カメラになったらいい
きれいなもの きたないものも
すべてを保存ほぞんして

ファインダーをかすめて
おばけが映うつり込こむ
目めに見みえないものにもちゃんと
ピントを合あわせて

美うつくしいものに言葉ことばは
必要ひつようないという前提ぜんていで
滲にじむフォーカスすら楽たのしんで
伝つたえられないかなぁ

同おなじように見みてる人ひとが
同おなじように話はなせる人ひとが
どこかにいるとしたなら
このフレームに収おさまらない
どんな芸術家げいじゅつかも作つくれない
光ひかりについて 話はなしてみたい

わたしのこの目めが
カメラになったらいい
カシャカシャと音おとをたてて
胸むねが瞬まばたきしてる

錆さび付ついた鉄塔てっとうは
好すきな人ひとに似にているわ
男おとこの子こは誰だれでもみんな
雨あめに打うたれている

理屈りくつも屁理屈へりくつも
真面目まじめさも不真面目ふまじめさも
好すきになったなら関係かんけいない
恋こいの落おとし穴あな

同おなじように見みているならば
同おなじように話はなせるならば
君きみが目めの前まえにいるならば
作つくってみたい 先さきが見みたい
教おしえてほしい 触ふれてほしい
わたしだけの光ひかり