霧雨きりさめが音おともなく降ふる街まちは キミの思おもい出でも湿しめらす
屋上おくじょうの金網かなあみから のぞいた世界せかいは きゅうくつそうで
まばたきを数回すうかい 景色けしきがとぎれてコマ送おくり
キミは こんな風ふうに 街並まちなみを見みるのが 好すきだった
午後ごご10時じ駅前えきまえからくり時計どけい ここでよく待まち合あわせした
遅刻ちこくするのはボクで 今日きょうもキミの待まち姿すがた探さがしてる
長ながい髪かみを切きって 何なにかを変かえようとしていた
キミは ビルの隙間すきまを眺ながめて 何なにを思おもっていた?
雨あめはもうやんでいた 街まちはたたずんでいた
ボクは記憶きおくの中なか 笑顔えがおのキミを切せつなく描えがいて
描えがいて 何度なんども 描えがいて
雨あめでは なにひとつ 洗あらい落おとせない
夜空よぞらを 見みていた ぼんやり 見みるだけだった
もう やんでいた 雨あめ
街まちはいつも知的ちてきなカメレオン 気持きもちひとつで違ちがう色いろ
無表情むひょうじょうな人混ひとごみほど 孤独こどくを浮うき彫ぼりにするんだ
体からだを通とおり抜ぬけ 雨あめが心こころに打うちつけてる
キミは 不安ふあんだからと言いって よく手てをにぎってきた
雨あめは強つよまっていった 街まちはぼやけてかすんだ
ボクは記憶きおくの中なか 壊こわれたキミを集あつめて
抱だきしめて 抱だきしめて 何度なんども 抱だきしめて
雨あめから ただただ 体温たいおんをなくす
涙なみだが 出でなくて 泣なき方かた 忘わすれていった
強つよく打うち続つづく 雨あめ
強つよく打うち続つづく 雨あめ
土砂降どしゃぶりが 街まちを呑のみ込こんでゆく
キミの嫌きらったこの街まちを
キミの愛あいしたこの街まちを
雨あめはもうやんでいた 街まちは黙だまり込こんでいた
消きえてしまいたくなった
でも なにも消けせないんだ
雨あめはもうやんでいた 街まちはたたずんでいた
ボクは記憶きおくの中なか 笑顔えがおのキミを切せつなく描えがいて
描えがいて 何度なんども 描えがいて
雨あめでは なにひとつ 洗あらい落おとせない
夜空よぞらを 見みていた ぼんやり 見みるだけだった
もう やんでいた 雨あめ
もう やんでいた 雨あめ
霧雨kirisameがga音otoもなくmonaku降fuるru街machiはha キミkimiのno思omoいi出deもmo湿shimeらすrasu
屋上okujouのno金網kanaamiからkara のぞいたnozoita世界sekaiはha きゅうくつそうでkyuukutsusoude
まばたきをmabatakiwo数回suukai 景色keshikiがとぎれてgatogireteコマkoma送okuりri
キミkimiはha こんなkonna風fuuにni 街並machinamiをwo見miるのがrunoga 好suきだったkidatta
午後gogo10時ji駅前ekimaeからくりkarakuri時計dokei ここでよくkokodeyoku待maちchi合aわせしたwaseshita
遅刻chikokuするのはsurunohaボクbokuでde 今日kyouもmoキミkimiのno待maちchi姿sugata探sagaしてるshiteru
長nagaいi髪kamiをwo切kiってtte 何naniかをkawo変kaえようとしていたeyoutoshiteita
キミkimiはha ビルbiruのno隙間sukimaをwo眺nagaめてmete 何naniをwo思omoっていたtteita?
雨ameはもうやんでいたhamouyandeita 街machiはたたずんでいたhatatazundeita
ボクbokuはha記憶kiokuのno中naka 笑顔egaoのnoキミkimiをwo切setsuなくnaku描egaいてite
描egaいてite 何度nandoもmo 描egaいてite
雨ameではdeha なにひとつnanihitotsu 洗araいi落oとせないtosenai
夜空yozoraをwo 見miていたteita ぼんやりbonyari 見miるだけだったrudakedatta
もうmou やんでいたyandeita 雨ame
街machiはいつもhaitsumo知的chitekiなnaカメレオンkamereon 気持kimoちひとつでchihitotsude違chigaうu色iro
無表情muhyoujouなna人混hitogoみほどmihodo 孤独kodokuをwo浮uきki彫boりにするんだrinisurunda
体karadaをwo通tooりri抜nuけke 雨ameがga心kokoroにni打uちつけてるchitsuketeru
キミkimiはha 不安fuanだからとdakarato言iってtte よくyoku手teをにぎってきたwonigittekita
雨ameはha強tsuyoまっていったmatteitta 街machiはぼやけてかすんだhaboyaketekasunda
ボクbokuはha記憶kiokuのno中naka 壊kowaれたretaキミkimiをwo集atsuめてmete
抱daきしめてkishimete 抱daきしめてkishimete 何度nandoもmo 抱daきしめてkishimete
雨ameからkara ただただtadatada 体温taionをなくすwonakusu
涙namidaがga 出deなくてnakute 泣naきki方kata 忘wasuれていったreteitta
強tsuyoくku打uちchi続tsuduくku 雨ame
強tsuyoくku打uちchi続tsuduくku 雨ame
土砂降dosyabuりがriga 街machiをwo呑noみmi込koんでゆくndeyuku
キミkimiのno嫌kiraったこのttakono街machiをwo
キミkimiのno愛aiしたこのshitakono街machiをwo
雨ameはもうやんでいたhamouyandeita 街machiはha黙damaりri込koんでいたndeita
消kiえてしまいたくなったeteshimaitakunatta
でもdemo なにもnanimo消keせないんだsenainda
雨ameはもうやんでいたhamouyandeita 街machiはたたずんでいたhatatazundeita
ボクbokuはha記憶kiokuのno中naka 笑顔egaoのnoキミkimiをwo切setsuなくnaku描egaいてite
描egaいてite 何度nandoもmo 描egaいてite
雨ameではdeha なにひとつnanihitotsu 洗araいi落oとせないtosenai
夜空yozoraをwo 見miていたteita ぼんやりbonyari 見miるだけだったrudakedatta
もうmou やんでいたyandeita 雨ame
もうmou やんでいたyandeita 雨ame