私のココロはそう言ってない 歌詞 石川智晶 ふりがな付

大おおきな樹きを植うえたんだよ
それは面白おもしろいように葉はをひろげた
その分ぶんだけ影かげが生うまれてきた
足下あしもとに芽吹めぶかないモノたちを
今度こんどはため息いきで待まちわびる

私わたしのココロはそう言いってない
ココロが声こえ高たかくそう言いってない
平穏へいおんな空そらとは どんなソラだと
まだ手ての中なかにある種たねをどうすればいい

もしピアノを失うしなってもピアニストは手てを浮うかし
白しろと黒くろの鍵盤けんばんをまぶたに映うつしてく
音おとを紡つむげるその世界せかいに
この種しゅを傍かたわらに置おいてほしい

私わたしのココロはそう待まってない
ココロの断片だんぺんがそう観みえてない
内うちなる樹きが想像そうぞうを越こえていく
その姿すがたを自分じぶんと言いっていいだろう

私わたしのココロはそう言いってない
ココロが声こえ高たかくそう言いってない
私わたしのココロはそう待まってない
ココロの断片だんぺんがそう観みえてない