流ながれる白しろい雲くも 私わたしを乗のせて
あなたのもとへと 連つれてって
あれからひとり 私わたしはひとり
あなたを今日きょうも 探さがし続つづけて
いつしか北きたへ 北きたへ
心こころが泣なくわ さいはて岬みさき
春はるとはいうけれど ここから先さきは
旅たびする人ひとさえ ないという
教おしえて欲ほしい 答こたえて欲ほしい
私わたしのことは もう忘わすれたの
あなたが遠とおい 遠とおい
風かぜさえ泣なくわ さいはて岬みさき
砕くだける波なみの音おと ひときわ荒あらく
日暮ひぐれが近ちかいと 告つげている
願ねがいはひとつ 祈いのりはひとつ
思おもい出でなんか 欲ほしくはないの
逢あいたいあなた あなた
夕陽ゆうひが泣なくわ さいはて岬みさき
流nagaれるreru白shiroいi雲kumo 私watashiをwo乗noせてsete
あなたのもとへとanatanomotoheto 連tsuれてってretette
あれからひとりarekarahitori 私watashiはひとりhahitori
あなたをanatawo今日kyouもmo 探sagaしshi続tsuduけてkete
いつしかitsushika北kitaへhe 北kitaへhe
心kokoroがga泣naくわkuwa さいはてsaihate岬misaki
春haruとはいうけれどtohaiukeredo ここからkokokara先sakiはha
旅tabiするsuru人hitoさえsae ないというnaitoiu
教oshiえてete欲hoしいshii 答kotaえてete欲hoしいshii
私watashiのことはnokotoha もうmou忘wasuれたのretano
あなたがanataga遠tooいi 遠tooいi
風kazeさえsae泣naくわkuwa さいはてsaihate岬misaki
砕kudaけるkeru波namiのno音oto ひときわhitokiwa荒araくku
日暮higuれがrega近chikaいとito 告tsuげているgeteiru
願negaいはひとつihahitotsu 祈inoりはひとつrihahitotsu
思omoいi出deなんかnanka 欲hoしくはないのshikuhanaino
逢aいたいあなたitaianata あなたanata
夕陽yuuhiがga泣naくわkuwa さいはてsaihate岬misaki