桜さくらの花はなは もう六分ろくぶん咲ざき
見上みあげることなく あなたは急いそぐ
ごめんなさいね あなたの気持きもち
泣なきたいほどに わかるのよ
居住いずまい正ただして 私わたしを下くださいと
あなたの言葉ことばに 父ちちは冷つめたく
「まだ早はやい」「若わかすぎる」たったそれだけ
怒おこっているでしょ 許ゆるして下ください
駅えきの灯あかりがうるんでる 春はるおぼろ
私わたしの気持きもちに 変かわりはないの
許ゆるされないなら あの家いえ出でるわ
今夜こんやのことで あなたの愛あいが
こわれることが 心配しんぱいよ
電車でんしゃに乗のる前まえ 私わたしを見みつめてよ
なんにも言いわない そんなやさしさ
悲かなしいわ つれないわ 何なにか話はなして
怒いかっているでしょ ぶってもいいのよ
街まちの灯あかりがゆれている 春はるおぼろ
ほんとは泣なきたい あなたに抱だかれて
人ひとはみな楽たのしそう 春はるおぼろ
桜sakuraのno花hanaはha もうmou六分rokubun咲zaきki
見上miaげることなくgerukotonaku あなたはanataha急isoぐgu
ごめんなさいねgomennasaine あなたのanatano気持kimoちchi
泣naきたいほどにkitaihodoni わかるのよwakarunoyo
居住izumaいi正tadaしてshite 私watashiをwo下kudaさいとsaito
あなたのanatano言葉kotobaにni 父chichiはha冷tsumeたくtaku
「まだmada早hayaいi」「若wakaすぎるsugiru」たったそれだけtattasoredake
怒okoっているでしょtteirudesyo 許yuruしてshite下kudaさいsai
駅ekiのno灯akariがうるんでるgaurunderu 春haruおぼろoboro
私watashiのno気持kimochiにni 変kawaりはないのrihanaino
許yuruされないならsarenainara あのano家ie出deるわruwa
今夜konyaのことでnokotode あなたのanatano愛aiがga
こわれることがkowarerukotoga 心配shinpaiよyo
電車densyaにni乗noるru前mae 私watashiをwo見miつめてよtsumeteyo
なんにもnannimo言iわないwanai そんなやさしさsonnayasashisa
悲kanaしいわshiiwa つれないわtsurenaiwa 何naniかka話hanaしてshite
怒ikaっているでしょtteirudesyo ぶってもいいのよbuttemoiinoyo
街machiのno灯akariがゆれているgayureteiru 春haruおぼろoboro
ほんとはhontoha泣naきたいkitai あなたにanatani抱daかれてkarete
人hitoはみなhamina楽tanoしそうshisou 春haruおぼろoboro