気きづけばどれだけ 逃にげてきただろう
ないな ないな もう見みえやしないな
傷きずつきそうになったら 走はしり出だしてた
ないな ないな 逃にげたかったんじゃないな
ずるさも不器用ぶきようさもプライドも純粋じゅんすいな弱よわさも
覗のぞかれたくないのに どこかで
わかってほしくて
追おいつけないんだ その背中せなかに
君きみは遠とおく先さきを行いく
足たりないところを見みつけては
いつの間まにまた 目めを逸そらし 走はしり続つづける
醜みにくい本音ほんねでも 言いってしまえなんて
ないな ないな でもありなのかもな
やさしさもお世辞せじもおだてるのも社交辞令しゃこうじれいも
いつだって饒舌じょうぜつでいられるのに
頭あたまの中なかでは
追おいつけないんだ その背中せなかに
君きみは眩まぶしく光ひかる
日陰ひかげを選えらんで 走はしっても
追おいつけるはずないと知しっても…
その後姿うしろすがたを追おいかけるうちに気きづいた
君きみはまるで逆さかさまの僕ぼく
理想りそうの影かげだって
どこへ行いったんだ その背中せなかは
君きみは消きえてしまった
僕ぼくは一人ひとりきり 立たち止どまる
追おいかけるものなくなって
逃にげる場所ばしょさえなくなって やっと歩あるき出だす
ここから 遠とおく向むこうへ…
気kiづけばどれだけdukebadoredake 逃niげてきただろうgetekitadarou
ないなnaina ないなnaina もうmou見miえやしないなeyashinaina
傷kizuつきそうになったらtsukisouninattara 走hashiりri出daしてたshiteta
ないなnaina ないなnaina 逃niげたかったんじゃないなgetakattanjanaina
ずるさもzurusamo不器用bukiyouさもsamoプライドpuraidoもmo純粋junsuiなna弱yowaさもsamo
覗nozoかれたくないのにkaretakunainoni どこかでdokokade
わかってほしくてwakattehoshikute
追oいつけないんだitsukenainda そのsono背中senakaにni
君kimiはha遠tooくku先sakiをwo行iくku
足taりないところをrinaitokorowo見miつけてはtsuketeha
いつのitsuno間maにまたnimata 目meをwo逸soらしrashi 走hashiりri続tsuduけるkeru
醜minikuいi本音honneでもdemo 言iってしまえなんてtteshimaenante
ないなnaina ないなnaina でもありなのかもなdemoarinanokamona
やさしさもおyasashisamoo世辞sejiもおだてるのもmoodaterunomo社交辞令syakoujireiもmo
いつだってitsudatte饒舌jouzetsuでいられるのにdeirarerunoni
頭atamaのno中nakaではdeha
追oいつけないんだitsukenainda そのsono背中senakaにni
君kimiはha眩mabuしくshiku光hikaるru
日陰hikageをwo選eraんでnde 走hashiってもttemo
追oいつけるはずないとitsukeruhazunaito知shiってもttemo…
そのsono後姿ushirosugataをwo追oいかけるうちにikakeruuchini気kiづいたduita
君kimiはまるでhamarude逆sakaさまのsamano僕boku
理想risouのno影kageだってdatte
どこへdokohe行iったんだttanda そのsono背中senakaはha
君kimiはha消kiえてしまったeteshimatta
僕bokuはha一人hitoriきりkiri 立taちchi止doまるmaru
追oいかけるものなくなってikakerumononakunatte
逃niげるgeru場所basyoさえなくなってsaenakunatte やっとyatto歩aruきki出daすsu
ここからkokokara 遠tooくku向muこうへkouhe…