はずした後あともイヤリングの
感触かんしょくが耳みみに残のこって
何気なにげなく手てをやれば
さよならの先刻さっきの言葉ことば
燃もえてる耳みみに生いきている
追おいかけたいのに
つむじ曲まがりのつむじ旋風せんぷう
巻まき上あげられて……ドアの前まえ
一人ひとり ぽつんと立たっていた
ごめんなさいと一言ひとことだけ
本当ほんとうは言いいたいけれど
私わたしの耳みみは貝かいの耳みみ
一歩いっぽづつ心こころと逆ぎゃくに
耳みみを塞ふさいで歩あるき出だす
素直すなおになれない
つむじ曲まがりのつむじ旋風せんぷう
巻まき上あげられて……椅子いすの上うえ
一人ひとり ぽつんと坐すわってた
幼おさない頃ころから
つむじ曲まがりのつむじ旋風せんぷう
巻まき上あげられて……部屋へやの中なか
一人ひとり ぽつんと泣ないていた
はずしたhazushita後atoもmoイヤリングiyaringuのno
感触kansyokuがga耳mimiにni残nokoってtte
何気nanigeなくnaku手teをやればwoyareba
さよならのsayonarano先刻sakkiのno言葉kotoba
燃moえてるeteru耳mimiにni生iきているkiteiru
追oいかけたいのにikaketainoni
つむじtsumuji曲magaりのつむじrinotsumuji旋風senpuu
巻maきki上aげられてgerarete……ドアdoaのno前mae
一人hitori ぽつんとpotsunto立taっていたtteita
ごめんなさいとgomennasaito一言hitokotoだけdake
本当hontouはha言iいたいけれどitaikeredo
私watashiのno耳mimiはha貝kaiのno耳mimi
一歩ippoづつdutsu心kokoroとto逆gyakuにni
耳mimiをwo塞fusaいでide歩aruきki出daすsu
素直sunaoになれないninarenai
つむじtsumuji曲magaりのつむじrinotsumuji旋風senpuu
巻maきki上aげられてgerarete……椅子isuのno上ue
一人hitori ぽつんとpotsunto坐suwaってたtteta
幼osanaいi頃koroからkara
つむじtsumuji曲magaりのつむじrinotsumuji旋風senpuu
巻maきki上aげられてgerarete……部屋heyaのno中naka
一人hitori ぽつんとpotsunto泣naいていたiteita