隷しもべ
脆性ぜいせい 闌干らんかんで
獺祭だっさい 絶天佑ぜってんゆう
蒙昧もうまい 論罪ろんざいの 合切がっさい 及およばざれ
灰燼かいじん 連環れんかんす 存外ぞんがい 輪転りんてんす
呪力じゅりょくの 隷しもべよ
只ただ るいるいと 積つもる 塵ちりに
理ことわりは 要いらぬ
衆生しゅじょうの 道みちにて
従臣じゅうしん 重用ちょうようで 傀儡かいらい 量産りょうさんす
叛そむける 陰陽いんようの 端倪たんげいすべからず
牢人ろうにん 淪没りんぼつす 背負しょうう蝿ばえ 繁冗はんじょうす
意力いりょくの 隷しもべよ
他我たが 磊磊らいらいと 贖つのる 才かどに
断ことわりは 要いらぬ
附属ふぞくの 覇気はきにて
花はな 散ちり初そめし 霧海むかいに 在ありて
此この またたきを 絶たやしてなるか
花はな 咲さき初そめし 佳境かきょうに 在ありて
其その 囁ささやきぞ 此処乍ここながらの 孤立こりつ
憂うい 心こころに 殊更ことさらめいた 独ひとり琴ごとを
隠かくすより 現あらわれた 裡うら 其その 貌かたち
清濁せいだく 蘭艾らんがいは
弄玩ろうがん 順慶流じゅんけいりゅう
長城ちょうじょう 爛壊らんかいで 雑載ざっさい 竜りゅうに見みせ
灰燼かいじん 連環れんかんす 存外ぞんがい 輪転りんてんする
呪力じゅりょくの 隷しもべよ
只ただ るいるいと 積つもる 塵ちりに
理ことわりは 要いらぬ
衆生しゅじょうの 道みちにて
隷shimobe
脆性zeisei 闌干rankanでde
獺祭dassai 絶天佑zettenyuu
蒙昧moumai 論罪ronzaiのno 合切gassai 及oyoばざれbazare
灰燼kaijin 連環renkanすsu 存外zongai 輪転rintenすsu
呪力juryokuのno 隷shimobeよyo
只tada るいるいとruiruito 積tsuもるmoru 塵chiriにni
理kotowariはha 要iらぬranu
衆生syujouのno 道michiにてnite
従臣juushin 重用chouyouでde 傀儡kairai 量産ryousanすsu
叛somuけるkeru 陰陽inyouのno 端倪tangeiすべからずsubekarazu
牢人rounin 淪没rinbotsuすsu 背負syouうu蝿bae 繁冗hanjouすsu
意力iryokuのno 隷shimobeよyo
他我taga 磊磊rairaiとto 贖tsunoるru 才kadoにni
断kotowaりはriha 要iらぬranu
附属fuzokuのno 覇気hakiにてnite
花hana 散chiりri初soめしmeshi 霧海mukaiにni 在aりてrite
此koのno またたきをmatatakiwo 絶taやしてなるかyashitenaruka
花hana 咲saきki初soめしmeshi 佳境kakyouにni 在aりてrite
其soのno 囁sasayaきぞkizo 此処乍kokonagaらのrano 孤立koritsu
憂uいi 心kokoroにni 殊更kotosaraめいたmeita 独hitoりri琴gotoをwo
隠kakuすよりsuyori 現arawaれたreta 裡ura 其soのno 貌katachi
清濁seidaku 蘭艾rangaiはha
弄玩rougan 順慶流junkeiryuu
長城choujou 爛壊rankaiでde 雑載zassai 竜ryuuにni見miせse
灰燼kaijin 連環renkanすsu 存外zongai 輪転rintenするsuru
呪力juryokuのno 隷shimobeよyo
只tada るいるいとruiruito 積tsuもるmoru 塵chiriにni
理kotowariはha 要iらぬranu
衆生syujouのno 道michiにてnite