初恋はつこいは 何故なぜかほろ苦にがく
実みのらない 愛あいは美うつくしい
面影おもかげが 二重ふたえ映うつしに
この胸むねに いまも消きえない
ああ 月日つきひ浮うかべて
想おもい出での中なかへ流ながれる 暦こよみ川がわ
仲良なかよしの 幼おさななじみより
喧嘩けんかした 顔かおがなつかしい
耳馴みみなれた 故里くにのなまりで
にごり酒ざけ 友ともと呑のみたい
ああ 月日つきひ浮うかべて
想おもい出での中なかへ流ながれる 暦こよみ川がわ
あの山やまに 鶸ひわは群むれて啼なき
あの川かわに 鮎あゆは泳およぐのか
若わかい日ひの 夢ゆめを捜さがしに
幻まぼろしの 汽車きしゃに乗のりたい
ああ 月日つきひ浮うかべて
想おもい出での中なかへ流ながれる 暦こよみ川がわ
初恋hatsukoiはha 何故nazeかほろkahoro苦nigaくku
実minoらないranai 愛aiはha美utsukuしいshii
面影omokageがga 二重futae映utsuしにshini
このkono胸muneにni いまもimamo消kiえないenai
ああaa 月日tsukihi浮uかべてkabete
想omoいi出deのno中nakaへhe流nagaれるreru 暦koyomi川gawa
仲良nakayoしのshino 幼osanaなじみよりnajimiyori
喧嘩kenkaしたshita 顔kaoがなつかしいganatsukashii
耳馴miminaれたreta 故里kuniのなまりでnonamaride
にごりnigori酒zake 友tomoとto呑noみたいmitai
ああaa 月日tsukihi浮uかべてkabete
想omoいi出deのno中nakaへhe流nagaれるreru 暦koyomi川gawa
あのano山yamaにni 鶸hiwaはha群muれてrete啼naきki
あのano川kawaにni 鮎ayuはha泳oyoぐのかgunoka
若wakaいi日hiのno 夢yumeをwo捜sagaしにshini
幻maboroshiのno 汽車kisyaにni乗noりたいritai
ああaa 月日tsukihi浮uかべてkabete
想omoいi出deのno中nakaへhe流nagaれるreru 暦koyomi川gawa