よみ:こじのうた
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俺おれはひとりぼっちだった
手てに負おえぬ暴あばれん坊ぼうの餓鬼がきだった
孤児こじの 俺おれには
吹雪ふぶきの海うみが 親爺おやじだった
黒くろい土つちの匂においに おふくろがいた
大地だいちを染そめる 夕日ゆうひの中なかで
俺おれは 何時なんじも 早はやく でっかく なりたいと
思おもっていた
俺おれはひとりぼっちだった
泣なきながら眠ねむってしまう夜よるもあった
宿無やどなしの 俺おれには
流ながれる雲くもが 仲間なかまだった
風かぜにそよぐ野菊のぎくに 恋人こいびとがいた
夜空よぞらに光ひかる 星屑ほしくずの中なかに
俺おれは 何時なんじも はるか 遠とおいしあわせを
探さがしていた
手てに負おえぬ暴あばれん坊ぼうの餓鬼がきだった
孤児こじの 俺おれには
吹雪ふぶきの海うみが 親爺おやじだった
黒くろい土つちの匂においに おふくろがいた
大地だいちを染そめる 夕日ゆうひの中なかで
俺おれは 何時なんじも 早はやく でっかく なりたいと
思おもっていた
俺おれはひとりぼっちだった
泣なきながら眠ねむってしまう夜よるもあった
宿無やどなしの 俺おれには
流ながれる雲くもが 仲間なかまだった
風かぜにそよぐ野菊のぎくに 恋人こいびとがいた
夜空よぞらに光ひかる 星屑ほしくずの中なかに
俺おれは 何時なんじも はるか 遠とおいしあわせを
探さがしていた