ねぇ聞きいて
いつか私わたしが幾千いくせん本ぼんの羽はねを
肩かたに生はやし
怪我けがをして飛とべずに
泣ないている夜よるに
きっとあなたは
鳥とりかごを手てにし私わたしのことを
必死ひっしに探さがし出だして
くれるでしょう
月明つきあかりには私わたしの姿すがたが見みえる
言葉ことばの代かわりに
声こえが無なくなるまで歌うたう
夜よるを飛とび越こえ
あなたは私わたしが見みえるから
ここにいて
ねぇ聞きいて
それでも私わたしはあなたの側そばで
怖こわい夢ゆめを見みて
狭せまい空想くうそうの壁かべを
掻かきむしる
目覚めざめて消きえる
遠とおくの囁ささやきは雨音あまおとの嗚咽おえつ
抜ぬけた翼つばさのかけらを
砕くだかれて
月明つきあかりには私わたしの姿すがたがわかる
指先ゆびさき、背中せなかも
優やさしく全すべてを包つつむ
月明つきあかりには私わたしの姿すがたが見みえる
言葉ことばの代かわりに
声こえが無なくなるまで歌うたう
夜よるを飛とび越こえ
あなたは私わたしが見みえるから
ここへ来きて
どこへも行いかないで
ねぇnee聞kiいてite
いつかitsuka私watashiがga幾千ikusen本bonのno羽haneをwo
肩kataにni生haやしyashi
怪我kegaをしてwoshite飛toべずにbezuni
泣naいているiteiru夜yoruにni
きっとあなたはkittoanataha
鳥toriかごをkagowo手teにしnishi私watashiのことをnokotowo
必死hisshiにni探sagaしshi出daしてshite
くれるでしょうkurerudesyou
月明tsukiaかりにはkariniha私watashiのno姿sugataがga見miえるeru
言葉kotobaのno代kaわりにwarini
声koeがga無naくなるまでkunarumade歌utaうu
夜yoruをwo飛toびbi越koえe
あなたはanataha私watashiがga見miえるからerukara
ここにいてkokoniite
ねぇnee聞kiいてite
それでもsoredemo私watashiはあなたのhaanatano側sobaでde
怖kowaいi夢yumeをwo見miてte
狭semaいi空想kuusouのno壁kabeをwo
掻kaきむしるkimushiru
目覚mezaめてmete消kiえるeru
遠tooくのkuno囁sasayaきはkiha雨音amaotoのno嗚咽oetsu
抜nuけたketa翼tsubasaのかけらをnokakerawo
砕kudaかれてkarete
月明tsukiaかりにはkariniha私watashiのno姿sugataがわかるgawakaru
指先yubisaki、背中senakaもmo
優yasaしくshiku全subeてをtewo包tsutsuむmu
月明tsukiaかりにはkariniha私watashiのno姿sugataがga見miえるeru
言葉kotobaのno代kaわりにwarini
声koeがga無naくなるまでkunarumade歌utaうu
夜yoruをwo飛toびbi越koえe
あなたはanataha私watashiがga見miえるからerukara
ここへkokohe来kiてte
どこへもdokohemo行iかないでkanaide