君きみが行いく道みちの 長程ながてを繰くり畳たたね
焼やき亡ほろぼさむ 天てんの火ひもがも
天地てんちの辺陲へんすいのうらに 我わがごとく
君きみは恋こふらむ 人ひとはさねあらじ
還かえりける人ひと来これりと 言いひしかば
ほとほと死しにき 君きみかと思おもひて
我わが夫子ふうしが 還かえり来きまさむ時ときのため
命いのち残のこさむ 忘わすれたもふな
君kimiがga行iくku道michiのno 長程nagateをwo繰kuりri畳tataねne
焼yaきki亡horoぼさむbosamu 天tenのno火hiもがもmogamo
天地tenchiのno辺陲hensuiのうらにnourani 我waがごとくgagotoku
君kimiはha恋koふらむfuramu 人hitoはさねあらじhasanearaji
還kaeりけるrikeru人hito来koれりとrerito 言iひしかばhishikaba
ほとほとhotohoto死shiにきniki 君kimiかとkato思omoひてhite
我waがga夫子fuushiがga 還kaeりri来kiまさむmasamu時tokiのためnotame
命inochi残nokoさむsamu 忘wasuれたもふなretamofuna