紫陽花物語 歌詞 秋元順子 ふりがな付

雨あめに煙けむる空そらに 尋たずねた初恋おもいは
今いまも胸むねの奥おくで 甘あま酸ずく揺ゆれてる

傘かさの中なかで開花うまれた恋こいの
色彩いろが今いまは変かわっても

二人ふたりを包つつんだ雨あめよ そのまま止やまないで
重かさなるふたつの影かげに あの日ひ煌きらめいた
紫陽花あじさいが咲さいた

人ひとは人ひとを愛あいし 愛あいされ生いきると
あの日ひ雨あめの中なかで あなたが教おしえた

淡あわい夢ゆめから覚さめた時代ときを
ひとり今いまは迷まよっても

涙なみだを隠かくして雨あめよ このまま止やまないで
愛あいすることを恐おそれず 笑顔えがおでいるから
紫陽花あじさいが揺ゆれた

涙なみだを隠かくして雨あめよ このまま止やまないで
愛あいすることを恐おそれず 今いまを生いきるから
紫陽花あじさいが咲さいた