月つきが欠かければ 欠かけた分ぶんだけ
元もとのかたちを 思おもい出だすのよ
夜よるの長ながさを 持もて余あましてる
あの日ひの悔くいが ため息いきになる
あなたがいない この部屋へやに独ひとり
こんな広ひろかったかしら…
窓辺まどべの花はなよ 水みずをあげないのに
どうして今いまでも 咲さき続つづけるの?
心こころの花はなよ 愛あいはもうないのに
まだ枯かれないまま 何なにを待まつの?
腕うでの長ながさを 覚おぼえているわ
背中せなか辺あたりを 寂さびしく思おもう
夜よるが更ふけても 眠ねむれないのは
同おんなじ夢ゆめを 見みたくないから
目覚めざめた時ときに 手てを伸のばしてみても
触ふれるぬくもりが消きえた
窓辺まどべの花はなよ 未来みらいがないのに
どうしてそんなに 綺麗きれいでいるの?
記憶きおくの花はなよ 愛あいの通とおりすがり
ため息いきの風かぜに 揺ゆれてるだけ
窓辺まどべの花はなよ 水みずをあげないのに
どうして今いまでも 咲さき続つづけるの?
心こころの花はなよ 愛あいはもうないのに
まだ枯かれないまま 何なにを待まつの?
忘わすれられない その愛いとしさが
窓辺まどべの花はなを 育そだてているの
カーテン開ひらけて 光ひかりの中なかで
水みずの代かわりに 接吻くちづけを…
月tsukiがga欠kaければkereba 欠kaけたketa分bunだけdake
元motoのかたちをnokatachiwo 思omoいi出daすのよsunoyo
夜yoruのno長nagaさをsawo 持moてte余amaしてるshiteru
あのano日hiのno悔kuいがiga ためtame息ikiになるninaru
あなたがいないanatagainai このkono部屋heyaにni独hitoりri
こんなkonna広hiroかったかしらkattakashira…
窓辺madobeのno花hanaよyo 水mizuをあげないのにwoagenainoni
どうしてdoushite今imaでもdemo 咲saきki続tsuduけるのkeruno?
心kokoroのno花hanaよyo 愛aiはもうないのにhamounainoni
まだmada枯kaれないままrenaimama 何naniをwo待maつのtsuno?
腕udeのno長nagaさをsawo 覚oboえているわeteiruwa
背中senaka辺ataりをriwo 寂sabiしくshiku思omoうu
夜yoruがga更fuけてもketemo 眠nemuれないのはrenainoha
同onnaじji夢yumeをwo 見miたくないからtakunaikara
目覚mezaめたmeta時tokiにni 手teをwo伸noばしてみてもbashitemitemo
触fuれるぬくもりがrerunukumoriga消kiえたeta
窓辺madobeのno花hanaよyo 未来miraiがないのにganainoni
どうしてそんなにdoushitesonnani 綺麗kireiでいるのdeiruno?
記憶kiokuのno花hanaよyo 愛aiのno通tooりすがりrisugari
ためtame息ikiのno風kazeにni 揺yuれてるだけreterudake
窓辺madobeのno花hanaよyo 水mizuをあげないのにwoagenainoni
どうしてdoushite今imaでもdemo 咲saきki続tsuduけるのkeruno?
心kokoroのno花hanaよyo 愛aiはもうないのにhamounainoni
まだmada枯kaれないままrenaimama 何naniをwo待maつのtsuno?
忘wasuれられないrerarenai そのsono愛itoしさがshisaga
窓辺madobeのno花hanaをwo 育sodaてているのteteiruno
カkaーテンten開hiraけてkete 光hikariのno中nakaでde
水mizuのno代kaわりにwarini 接吻kuchidukeをwo…