月つきうさぎ 満月まんげつには
見みえない糸いと 紡つむいで
生うまれ行ゆく 子供こどもたちの
心こころにしまい込こんだ
出会であいの数かずだけ
糸いとと糸いとからみあって
大人おとなと呼よばれる布ぬの
少すこしずつ織おってゆく
月つきうさぎ 十五夜じゅうごやには
もつれた糸いとほどきに
月明つきあかり 照てらしながら
心こころにすべりこんだ
人ひとはみんなつながりを学まなんで
精一杯せいいっぱい生いき 月つきへ帰かえって行いく
思おもい出でに染そめられた
衣ころもは虹にじになる
月つきうさぎ 今日きょうもまた
心こころの糸いと 紡つむいで
新あたらしい命いのちをそっと
両手りょうてで包つつみ込こんだ
月tsukiうさぎusagi 満月mangetsuにはniha
見miえないenai糸ito 紡tsumuいでide
生uまれmare行yuくku 子供kodomoたちのtachino
心kokoroにしまいnishimai込koんだnda
出会deaいのino数kazuだけdake
糸itoとto糸itoからみあってkaramiatte
大人otonaとto呼yoばれるbareru布nuno
少sukoしずつshizutsu織oってゆくtteyuku
月tsukiうさぎusagi 十五夜juugoyaにはniha
もつれたmotsureta糸itoほどきにhodokini
月明tsukiaかりkari 照teらしながらrashinagara
心kokoroにすべりこんだnisuberikonda
人hitoはみんなつながりをhaminnatsunagariwo学manaんでnde
精一杯seiippai生iきki 月tsukiへhe帰kaeってtte行iくku
思omoいi出deにni染soめられたmerareta
衣koromoはha虹nijiになるninaru
月tsukiうさぎusagi 今日kyouもまたmomata
心kokoroのno糸ito 紡tsumuいでide
新ataraしいshii命inochiをそっとwosotto
両手ryouteでde包tsutsuみmi込koんだnda