なんか一丁やったろかい 歌詞 大江裕 ふりがな付

一ひとツ ひとりで故郷くにを出でて
二ふたツ 踏ふまれて蹴飛けとばされ
三みっツ みんなは泥どろつきの
ジャガイモみたいと 指ゆびをさす
今いまは名なもない 男おとこだけれど
なんか一丁いっちょう やったろかい
なんか一丁いっちょう やったろかい

四よっツ 弱音よわねは吐はかないで
五いつツ 一歩いっぽを踏ふみだせば
六むっツ 無情むじょうのこの都会まちに
あしたの希望きぼうが 見みえてくる
吹ふけば飛とぶよな 男おとこだけれど
なんか一丁いっちょう やったろかい
なんか一丁いっちょう やったろかい

七ななツ 泣なき顔がお見みせるなよ
八やっツ やるぞの心意気こころいき
右みぎか左ひだりか 迷まよったら
自分じぶんが信しんじる 道みちをゆく
何処どこにでもいる 男おとこだけれど
なんか一丁いっちょう やったろかい
なんか一丁いっちょう やったろかい

男一匹おとこいっぴき かぞえ唄うた
思おもい通どおりにゃ ならないが
九ここのツ この世よは夢舞台ゆめぶたい
十じゅうでとうとう 花はな咲さかす
ちょいとおくれの 男おとこだけれど
なんか一丁いっちょう やったろかい
なんか一丁いっちょう やったろかい