屋根やねを濡ぬらして 雨あめが降ふる
夜よるの新宿しんじゅく 駅裏えきうらを
消きえたネオンの 残のこり火びうけて
傘かさもささずに 帰かえりを急いそぐ
女おんな泣なかせの 女おんな泣なかせの走はしり雨あめ
人ひとがいぶかる 訳わけを聞きく
捨すてておいてと 酒さけの息いき
酔よいがさめれば あの人ひと想おもい
酔よえばなおさら 忘わすれられない
鼻緒はなお切きらして 鼻緒はなお切きらして雨あまやどり
同おなじ雨あめでも 私わたしには
かわく間まもない 酒場さかば雨あめ
裾すその乱みだれは 心こころの乱みだれ
濡ぬれた髪かみから しずくがひとつ
男おとこごころは 男おとこごころは通とおり雨あめ
屋根yaneをwo濡nuらしてrashite 雨ameがga降fuるru
夜yoruのno新宿shinjuku 駅裏ekiuraをwo
消kiえたetaネオンneonのno 残nokoりri火biうけてukete
傘kasaもささずにmosasazuni 帰kaeりをriwo急isoぐgu
女onna泣naかせのkaseno 女onna泣naかせのkaseno走hashiりri雨ame
人hitoがいぶかるgaibukaru 訳wakeをwo聞kiくku
捨suてておいてとteteoiteto 酒sakeのno息iki
酔yoいがさめればigasamereba あのano人hito想omoいi
酔yoえばなおさらebanaosara 忘wasuれられないrerarenai
鼻緒hanao切kiらしてrashite 鼻緒hanao切kiらしてrashite雨amaやどりyadori
同onaじji雨ameでもdemo 私watashiにはniha
かわくkawaku間maもないmonai 酒場sakaba雨ame
裾susoのno乱midaれはreha 心kokoroのno乱midaれre
濡nuれたreta髪kamiからkara しずくがひとつshizukugahitotsu
男otokoごころはgokoroha 男otokoごころはgokoroha通tooりri雨ame