Flower & Butterfly 歌詞 藤田麻衣子 ふりがな付

目覚めざめたら一面いちめんに
花はなが咲さき乱みだれた森もり
私わたしには白しろい羽はね
長ながく伸のびる触角しょっかく

ふとして目めに留とまった
一輪いちりんの赤あかい花はな
初はじめて知しった蜜みつの味あじ
身体からだを廻まわった

心こころを読よまれてしまう前まえに
羽はねを広ひろげヒラヒラと
舞まい上あがる

私わたしを見みていてほしいから
百ひゃくパーセントあなたの
ものにはならない
移うつり気ぎと知しっていて
どこかに行いってしまわぬように
ちゃんと捕つかまえていて

手てから放はなしたくない
相手あいてならば追おうよりも
追おわせるくらいがいい
どんなに好すきでいても

そんなのわかっているはずが
いつの間まにか
形勢けいせいは逆転ぎゃくてんする

あなた以外いがいの人ひとなんて
もうこの目めには映うつらない
こんなはずじゃない
眠ねむるのも惜おしくなるほどに
心こころはあなたといたい
もっともっと欲ほしくなる

朝日あさひも待まてずに
わずかな月つきの光ひかりを
たよりに
あなたの元もとへ

私わたしを見みていてほしいから
百ひゃくパーセントあなたの
ものにはならない
移うつり気ぎと知しっていて
どこかに行いってしまわぬように
ちゃんと捕つかまえていて

あなたしか
もうこの目めには映うつらない
こんなはずじゃない
頭あたまで考かんがえることなど
心こころにはかなわない
花はなと蝶ちょうの物語ものがたり