over 歌詞 幾田愛子 ふりがな付

少すこし痩やせたね すぐにわからなかった
木枯こがらしふく街まち 見みかけた君きみ

癖くせのある歩あるき方かた 変かわってないけれど
守まもるように 誰だれかの右手みぎて 君きみは握にぎっていた

あんなに好すきで 後悔こうかいしては 立たち止どまってた 大事だいじな恋こいが
これで終おわる 白しろいため息いきが今いま 澄すんだ空そらに溶とけてった

君きみは気付きづかず コートの波なみにまぎれて
スローモーションに 小ちいさくなる

あの頃ころ言いえなくて 閉とじこめた言葉ことばが あふれてくる
奇跡きせきはなくて もう届とどかないのね

二人ふたりの時ときが 過去かこへと変かわる 想おもい出でになる わかってたけど
君きみの声こえを 風かぜに 聞きいた気きがして 何度なんども振ふり返かえるの

もしあのときもう少すこし 素直すなおになれてたなら
君きみの右手みぎてつなぐのは今いまも 私わたしでいれたかな

あんなに好すきで 後悔こうかいしては 立たち止どまってた 私わたしの恋こいは
これで終おわる 季節きせつ変かわる頃ころには 又また笑わらい出だせるかな
これで終おわろう 街まちに灯あかりがついて 私以外わたしいがいきらめいた