愛、その他の悲しみ 歌詞 小杉十郎太 ふりがな付

初はじめてさ 約束やくそくを求もとめない女おんなは
優やさしいのか…冷つめたいのか…
居いてほしい時ときにだけ すきま風かぜみたいに
僕ぼくの髪かみをたなびかせる

無理むりな微笑ほほえみ 浮うかべなくていいと
静しずかな瞳ひとみが言いっている

愛あいだけじゃ 生いきてゆけなくて
この手てに触ふれるすべて
淋さびしがらせるけれど
君きみだけは運命うんめいのように
変かわらぬ後うしろ姿すがた
浮うかべ続つづけてくれるだろう

幸しあわせに 憧あこがれてしまえたらいいのに
何故なぜそれができないのか

どんな光ひかりが 闇やみを薄うすめようと
見果みはてぬ 孤独こどくを抱だきしめて

愛あいだけじゃ 生いきてゆけなくて
この目めに映うつるすべて
通とおり過すぎてゆくけど
君きみだけは その美うつくしさを
残のこらず僕ぼくのために
守まもり続つづけてくれるだろう

愛あいだけじゃ 生いきてゆけなくて
この手てに触ふれるすべて
淋さびしがらせるけれど
君きみだけは運命うんめいのように
変かわらぬ後うしろ姿すがた
浮うかべ続つづけてくれるだろう