多おおくの過あやまちを僕ぼくもしたように
愛あいするこの国くにも戻もどれない もう戻もどれない
あのひとがそのたびに許ゆるしてきたように
僕ぼくはこの国くにの明日あすをまた想おもう
ひろい空そらよ僕ぼくらは今いまどこにいる
頼たよるもの何なにもない
あの頃ころへ帰かえりたい
ひろい空そらよ僕ぼくらは今いまどこにいる
―生うまれ来くる子供こどもたちのために何なにを語かたろう―
何なにを語かたろう
君きみよ 愛あいするひとを守まもり給たまえ
大おおきく手てを拡ひろげて
子供こどもたちを抱だき給たまえ
ひとりまたひとり 友ともは集あつまるだろう
ひとりまたひとり ひとりまたひとり
真白まっしろな帆ほを上あげて
旅立たびだつ船ふねに乗のり
力ちからの続つづく限かぎり
ふたりでも漕こいでゆく
その力ちからを与あたえ給たまえ
勇気ゆうきを与あたえ給たまえ
多ooくのkuno過ayamaちをchiwo僕bokuもしたようにmoshitayouni
愛aiするこのsurukono国kuniもmo戻modoれないrenai もうmou戻modoれないrenai
あのひとがそのたびにanohitogasonotabini許yuruしてきたようにshitekitayouni
僕bokuはこのhakono国kuniのno明日asuをまたwomata想omoうu
ひろいhiroi空soraよyo僕bokuらはraha今imaどこにいるdokoniiru
頼tayoるものrumono何naniもないmonai
あのano頃koroへhe帰kaeりたいritai
ひろいhiroi空soraよyo僕bokuらはraha今imaどこにいるdokoniiru
―生uまれmare来kuるru子供kodomoたちのためにtachinotameni何naniをwo語kataろうrou―
何naniをwo語kataろうrou
君kimiよyo 愛aiするひとをsuruhitowo守mamoりri給tamaえe
大ooきくkiku手teをwo拡hiroげてgete
子供kodomoたちをtachiwo抱daきki給tamaえe
ひとりまたひとりhitorimatahitori 友tomoはha集atsuまるだろうmarudarou
ひとりまたひとりhitorimatahitori ひとりまたひとりhitorimatahitori
真白masshiroなna帆hoをwo上aげてgete
旅立tabidaつtsu船funeにni乗noりri
力chikaraのno続tsuduくku限kagiりri
ふたりでもfutaridemo漕koいでゆくideyuku
そのsono力chikaraをwo与ataえe給tamaえe
勇気yuukiをwo与ataえe給tamaえe