戒厳令かいげんれい下かの恋こいは
開戦前かいせんまえ夜よるのキスは
古ふるいレンガの壁かべをこがした
二人ふたりは命いのち
まで投なげ出だして
まぜるパレット 空そらのポケット
花火はなびは遠とおく 絵えの具ぐをにじませた
僕ぼくの心こころで筆ふでを洗あらった
強つよく強つよく
思おもうだけで
ひとつくれる ひとつあける
夜よるが行いってしまう
ああ この炎ほのお
消きえないように
手てのひら四よん枚まい 壁かべになれよ
花火はなびは遠とおく 絵えの具ぐをにじませた
僕ぼくの心こころで筆ふでを洗あらった
ああ 夜よるの
背せに飛とび乗のって
東ひがしよりも東ひがし どこか知しらない街まち
強つよく強つよく
思おもうだけで
ひとつくれる ひとつあける
夜よるが行いってしまう
戒厳令kaigenrei下kaのno恋koiはha
開戦前kaisenmae夜yoruのnoキスkisuはha
古furuいiレンガrengaのno壁kabeをこがしたwokogashita
二人futariはha命inochi
までmade投naげge出daしてshite
まぜるmazeruパレットparetto 空soraのnoポケットpoketto
花火hanabiはha遠tooくku 絵eのno具guをにじませたwonijimaseta
僕bokuのno心kokoroでde筆fudeをwo洗araったtta
強tsuyoくku強tsuyoくku
思omoうだけでudakede
ひとつくれるhitotsukureru ひとつあけるhitotsuakeru
夜yoruがga行iってしまうtteshimau
ああaa このkono炎honoo
消kiえないようにenaiyouni
手teのひらnohira四yon枚mai 壁kabeになれよninareyo
花火hanabiはha遠tooくku 絵eのno具guをにじませたwonijimaseta
僕bokuのno心kokoroでde筆fudeをwo洗araったtta
ああaa 夜yoruのno
背seにni飛toびbi乗noってtte
東higashiよりもyorimo東higashi どこかdokoka知shiらないranai街machi
強tsuyoくku強tsuyoくku
思omoうだけでudakede
ひとつくれるhitotsukureru ひとつあけるhitotsuakeru
夜yoruがga行iってしまうtteshimau