男おとこがひとり 泣なく時ときは
胸むねに木枯こがらし 吹ふく夜更よふけ
ヒュルリヒュルリと 風かぜが哭なく
はるか故郷こきょうを 偲しのびつつ
空そらを見上みあげりゃ 冬ふゆの月つき
男おとこがひとり 酔よう時ときは
夢ゆめの苦にがさが しみる夜よる
ヒュルリヒュルリと 風かぜが哭なく
君きみの面影おもかげ 想おもい出だし
月つきに淋さびしさ 打うち明あける
男おとこが旅たびに 出でる時ときは
季節きせつはずれの 港町みなとまち
ヒュルリヒュルリと 風かぜが哭なく
はるか故郷こきょうの 空そら遠とおく
冴さえてふるえる 冬ふゆの月つき
男otokoがひとりgahitori 泣naくku時tokiはha
胸muneにni木枯kogaraしshi 吹fuくku夜更yofuけke
ヒュルリヒュルリhyururihyururiとto 風kazeがga哭naくku
はるかharuka故郷kokyouをwo 偲shinoびつつbitsutsu
空soraをwo見上miaげりゃgerya 冬fuyuのno月tsuki
男otokoがひとりgahitori 酔yoうu時tokiはha
夢yumeのno苦nigaさがsaga しみるshimiru夜yoru
ヒュルリヒュルリhyururihyururiとto 風kazeがga哭naくku
君kimiのno面影omokage 想omoいi出daしshi
月tsukiにni淋sabiしさshisa 打uちchi明aけるkeru
男otokoがga旅tabiにni 出deるru時tokiはha
季節kisetsuはずれのhazureno 港町minatomachi
ヒュルリヒュルリhyururihyururiとto 風kazeがga哭naくku
はるかharuka故郷kokyouのno 空sora遠tooくku
冴saえてふるえるetefurueru 冬fuyuのno月tsuki