とうめいにんげん 歌詞 中島愛 ふりがな付

近ちかくにいても ずっと言いえない 想おもいがあって
それをそっと胸むねに ひめて ふたりは おとなになる

あなたを もっと 知しりたいの
目めに見みえる ものじゃなくて
目立めだつふたりじゃ ないけれど
こころの中なかが 透すけて見みえるんだ

私わたしの持もってる 時間じかんの中なかで
この夢ゆめ いつか 伝つたえられるの
胸むねのおく育そだつ ふたば揺ゆれれば
こころの中なかに あかりが灯ともるよ

あなたにも 見みえるかな

近ちかづきすぎて ふたりはいつしか とうめいに なった
気配けはいをいつも 感かんじながら 夜よるを過すごしてる

すがた かたちを 見みなくても
触ふれられさえ しなくても
ふたりが 持もってる その花はなの
香かおりに ふと 気きづけばほら

私わたしの持もってる 時間じかんの中なかで
どれほどあなたと 笑わらい合あえるの
胸むねのおく ひめた歌うたを うたえば
静しずかな春はるも 息いきを吹ふき返かえす

あなたに 打うち明あけよう この夢ゆめを

とうめいにんげんのふたり