ひとりになりたいふりして……
誰だれかそばにいて欲ほしいくせに
君きみはなにげなくつぶやく
暮くれゆく空そらに向むかって 「人間にんげんなんて……」
こころの中なかまではみえないけれど
さみしいんだろう 君きみだってほんとうは
君きみはせいいっぱい 誰だれかのことを
ひとりでも愛あいしたことはあるのか
また君きみは立たち止どまる
いいわけのことばを浮うかべながら
その足あしをとめるな ふり返かえるな そのまま
君きみのいちばん大切たいせつな あのひとのところへ
ためらうまえに 飛とびたつもいいさ
心こころがちぎれるまで なんども なんどでも
やがて こころから 君きみを捧ささげる
あたたかな愛あいを 見みつけるだろう
ためらうまえに 飛とびたつもいいさ
心こころがちぎれるまで なんども なんどでも
ひとりになりたいふりしてhitorininaritaifurishite……
誰dareかそばにいてkasobaniite欲hoしいくせにshiikuseni
君kimiはなにげなくつぶやくhananigenakutsubuyaku
暮kuれゆくreyuku空soraにni向mukaってtte 「人間ningenなんてnante……」
こころのkokorono中nakaまではみえないけれどmadehamienaikeredo
さみしいんだろうsamishiindarou 君kimiだってほんとうはdattehontouha
君kimiはせいいっぱいhaseiippai 誰dareかのことをkanokotowo
ひとりでもhitoridemo愛aiしたことはあるのかshitakotohaarunoka
またmata君kimiはha立taちchi止doまるmaru
いいわけのことばをiiwakenokotobawo浮uかべながらkabenagara
そのsono足ashiをとめるなwotomeruna ふりfuri返kaeるなruna そのままsonomama
君kimiのいちばんnoichiban大切taisetsuなna あのひとのところへanohitonotokorohe
ためらうまえにtameraumaeni 飛toびたつもいいさbitatsumoiisa
心kokoroがちぎれるまでgachigirerumade なんどもnandomo なんどでもnandodemo
やがてyagate こころからkokorokara 君kimiをwo捧sasaげるgeru
あたたかなatatakana愛aiをwo 見miつけるだろうtsukerudarou
ためらうまえにtameraumaeni 飛toびたつもいいさbitatsumoiisa
心kokoroがちぎれるまでgachigirerumade なんどもnandomo なんどでもnandodemo