野良犬 歌詞 泉谷しげる ふりがな付

野良犬のらいぬがうろつく日ひは
町まちの色いろがしめっぽくなり
ため息いきが横丁よこちょうをこだまして
うわさが川かわにすてられる
弱よわいヤクザがチンピラにからまれ
はやらないドスをふりかざしても
かけつける警官けいかんはなれた顔かおで
弱よわいヤクザをけいべつする。
季節きせつのかわりめにまきおこる
ほこりっぽい風かぜにのってくる。
野良犬のらいぬの顔かお

野良犬のらいぬがうろつく日ひは
町まちに雨戸あまどが多おおくなり
雲行くもゆきを見みるのも話はなしのうち
ひとつのうわさも話はなしのうち
八百屋やおやのおかみが駆かけ落おちしたって
とてもじゃないが色いろっぽくない
それよりとなりの若奥わかおくさんの
行方ゆくえを知しる方ほうが色いろっぽいのだ。
季節きせつのかわりめにまきおこる
ほこりっぽい風かぜにのってくる。
野良犬のらいぬの顔かお