逢あえば むなしいと 知しりながら
逢あわずに いられぬ さだめが憎にくい
窓辺まどべに 白しろく 舞まいちる 雪ゆきが
ふたりを 哀かなしく させるから やるせないよ
愛あいし合あっても 結むすばれぬ
ここは最さい涯はての 波止場はとば北きたホテル
時間じかんは いたずらに 過すぎるから
すべてを 忘わすれて あまえていいよ
凍いてつく 海うみを 見みつめる おまえ
ふるえる 背中せなかが いとしくて 抱だきしめたよ
胸むねにすがって 泣なきじゃくる
ここは最さい涯はての 波止場はとば北きたホテル
共ともに 想おもい出でと 暮くらそうね
別わかれて 生いきても 死しぬ日ひがきても
この世よで なれぬ 幸しあわせだから
も一度いちど 生うまれて きたときは 離はなさないよ
心こころ引ひき裂さく 夜明よあけ前まえ
ここは最さい涯はての 波止場はとば北きたホテル
逢aえばeba むなしいとmunashiito 知shiりながらrinagara
逢aわずにwazuni いられぬirarenu さだめがsadamega憎nikuいi
窓辺madobeにni 白shiroくku 舞maいちるichiru 雪yukiがga
ふたりをfutariwo 哀kanaしくshiku させるからsaserukara やるせないよyarusenaiyo
愛aiしshi合aってもttemo 結musuばれぬbarenu
ここはkokoha最sai涯hateのno 波止場hatoba北kitaホテルhoteru
時間jikanはha いたずらにitazurani 過suぎるからgirukara
すべてをsubetewo 忘wasuれてrete あまえていいよamaeteiiyo
凍iてつくtetsuku 海umiをwo 見miつめるtsumeru おまえomae
ふるえるfurueru 背中senakaがga いとしくてitoshikute 抱daきしめたよkishimetayo
胸muneにすがってnisugatte 泣naきじゃくるkijakuru
ここはkokoha最sai涯hateのno 波止場hatoba北kitaホテルhoteru
共tomoにni 想omoいi出deとto 暮kuらそうねrasoune
別wakaれてrete 生iきてもkitemo 死shiぬnu日hiがきてもgakitemo
このkono世yoでde なれぬnarenu 幸shiawaせだからsedakara
もmo一度ichido 生uまれてmarete きたときはkitatokiha 離hanaさないよsanaiyo
心kokoro引hiきki裂saくku 夜明yoaけke前mae
ここはkokoha最sai涯hateのno 波止場hatoba北kitaホテルhoteru