ダンチョネ別れ節 歌詞 水木良 ふりがな付

出逢であいがあれば 別わかれもあるさ
咲さいた花はなでも 散ちる日ひは来くるさ
ゴメンひと言こと 言いい出だしかねて
ヒジ鉄てつくらった 戻もどり道みち
あの町まち その町まち ここは何処どこ
迷まよっている間まに 日ひが暮くれた
ハァ… ひとりぼっちは せつないと
歌うたが聞きこえる ダンチョネ別わかれ節ぶし

夜更よふけの扉とびら おはようと開あけて
青あおいお酒さけに 真まっ赤かに酔よう娘こ
問とわず語がたりに ふるさと伽ばなし
きけば となりの 城下町じょうかまち
あれきり それきり 次つぎはいつ
指輪ゆびわも渡わたせず 秋あきがゆく
ハァ… ひとりぼっちは 淋さびしいと
歌うたが呼よんでる ダンチョネ別わかれ節ぶし

昨年きょねんの春はるの お祭まつり帰がえり
買かって帰かえった カエルのおもちゃ
淋さびしまぎれに 遊あそんでみても
訪たずねて来くるのは ヤブ蚊かだけ
あの人ひと その人ひと みんな何処どこ
振ふり向むくたんびに 遠とおくなる
ハァ… ひとりぼっちは 哀かなしいと
歌うたが泣なかせる ダンチョネ別わかれ節ぶし